東南アジア・シンガポール就職の職種の選び方、日本人が就職しやすい職種

東南アジアで現地就職を目指すなら、応募する職種の選択は、就職活動で非常に重要なポイントです。どのような職種で日本人向けの求人の募集が多いのか、どのように職種を選ぶかについて解説します。

東南アジアの中でも、日本人の就職が多い、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシアの職種を調査しています。

スポンサーリンク

東南アジアのどの国を目指すのか?

海外就職がしやすい職種、日本人が求められている職種は、国によって違います。

東南アジアでの就職を目指す人は、東南アジア、もしくはアジアであれば、どこでも良い人も多いようです。

しかし、東南アジアと言っても色々な国があります。

シンガポールは、日本よりも所得が高い国なので、他の東南アジアの国とは発展の度合いが全く違います。タイやマレーシアのような中進国と、カンボジアやミャンマーのような経済発展を始めたばかりの国でも経済レベルは大きく異なります。

言語も様々です。シンガポール、フィリピン、マレーシアでは英語が公用語(準公用語)ですが、他の国では現地語が公用語です。主要な宗教も、仏教、イスラム教、キリスト教徒と異なりますし、食習慣も国民性も多様です。

本気で海外就職をしたいなら、まず志望する国を決めるべきです。国を決めないと、どのような職種が募集されているかも分かりません。

海外就職の国の選び方については、こちらの記事をご参照ください。

海外就職をする国の選び方

日系の現地採用か、日系に限らない就職活動か?

志望する国以外で、職種に影響するのが、日本人向けの求人に応募するのか、現地の人と同じように就職活動をするかです。それによって、就職の難易度、就職しやすい職種が異なります。

また、日本人向けの求人に限らず仕事を探す場合は、日本語が必須の仕事を探す場合と、日本語が特に求められていない仕事を探す場合が考えられます。

まとめると、海外求人は大きく分けて、次の3パターンに分かれます。

それぞれのパターンの詳細については、次の記事をご参照ください。東南アジアに限らず、海外就職全般の職種についての記事です。

海外就職の職種の選び方、日本人が就職しやすい職種

①「日系現地採用(日本人を探している)」で募集が多い職種

日系の現地採用は、日本人を主な対象にしている人材紹介会社/求人情報サイトを通して応募します。

日系企業で募集が多い職種について、「パソナ」、「RGF HR Agent (リクルート)」、「カモメアジア転職」、「Working Abroad」、「JAC Recruitment」での求人数を参考に、まとめました。

具体的に東南アジア就職を検討している人は、人材紹介会社に登録して、コンサルタントと面談するのが最も手っ取り早いです。人材紹介会社の登録、面談は、通常無料です。あなたの経歴で応募できる仕事はどのようなものがあるか、アドバイスしてくれます。

また、登録すると、サイト上に公開されていない求人も紹介してもらえます。雇用企業の意向などで、サイト上に全ての求人が公開されているわけではないからです。

しかし、注意点としては、人材紹介会社が紹介するのは、仲介がしやすい仕事です。可能性はあるが難易度は高そうな仕事は積極的に紹介してくれません。人材紹介会社の顧客でない企業の仕事は全く紹介しません。

特に新卒は、人材紹介会社には、あまり真剣に相手にしてもらえないことが多いです。人材紹介会社に「新卒に海外就職は無理です」と言われたという話も、よく聞きます。

人材紹介会社は、基本的に転職の仲介がビジネスです。新卒限定の採用が極めて少ない東南アジアでは、職務経歴のない新卒は就職するのが難しいです(難しいだけで不可能ではない)。難しいうえに、エントリーレベルの仕事だと紹介料も低いので、人材紹介会社としては、当然優先度は低くなります。

希望の職種が無理と言われても、話半分くらいに聞いておきましょう。

法人営業

東南アジアの日本人向けの求人で最も多いのは、営業や営業アシスタントです。ほとんど、どの国、どの人材紹介会社/求人情報サイトでも一貫して営業が最も多いです。

営業は、大きく分けると、個人向け、法人向けに分かれます。東南アジアの日本人向けの営業職の大部分は、法人営業です。

個人向けの営業は少ないです。現地企業向けの営業も、ないことはありませんが、少ないです。現地の個人や、現地企業向けの営業は、現地のスタッフが担当する方が、明らかに適しているからです。シンガポール除く東南アジアでは、現地スタッフの給与の方が格段に安いので、なおさらです。

業種で最も多いのはメーカーで、営業先も現地の日系メーカーです。メーカー向けの営業の需要が多いのは、多くの日系メーカーが東南アジアに進出しており、日系メーカーは、日系企業から日本語でサポートを受けることを好むからだと思われます。東南アジアだけでなく、同じく日系の進出が多い中国も同様です。

営業の募集が次に多いのは、人材紹介、広告代理店、進出支援コンサルティングなどのサービス業や、商社です。日系メーカーなどの現地日系企業にサービスを提供します。

シンガポールだけは、他の東南アジアの国と傾向が異なります。シンガポールは日本よりも所得が高い国で、国土が小さいので、メーカーの生産拠点ではありません。メーカーへの法人営業の需要が少ないので、他の国に比べると営業の割合が低く、事務や専門職の割合が高いです。

メーカーの技術職

法人営業の次に多いのはメーカーの技術職です。例えば、生産技術、生産設備、品質管理の担当など生産関連が多いです。もしくは、法人営業に近いですが、FAE(技術営業)や技術的なアフターサポートなど。

研究開発もありますが、生産関連よりは少ないです。多くの日系企業が東南アジアに生産拠点として進出していますが、研究開発拠点としては、あまり活用されていないからだと考えられます。また、一般的に研究開発の機能は、本社がある日本に集中しているのが一般的です。

法人営業で説明したように、シンガポールは日系メーカーの進出が少ないです。よって、シンガポールだけは技術職、特に製造関連の募集が少ないです。

事務・総務

数字の上では、「事務・総務」に分類されている求人も多いです。しかし、営業のアシスタント、秘書、調達、カスタマーサービス、生産管理まで、雑多な仕事が登録されているサイトが多いので、いわゆる一般事務的な仕事が多いというわけではありません。

経理・会計

文系の専門職で比較的需要が高いのが、経理・会計です。どこの国、どんな業種でも、経理・会計は必ず必要な職種です。また、日系の海外支社は、日本の本社に会計の報告をする必要がありますので、日本語ができる人、日本の会計を理解している経験者は重宝されます。

経理・会計は、東南アジアに限らず、日系企業のある国では必ず需要があり、専門職なのでビザの取得も比較的容易です。

その他、募集がある職種

東南アジアの日系の求人で特に多いのは、上記の職種です。しかし、他の職種の求人もないわけではありません。具体的には、下記の「(参考資料)調査に使ったサイト:日本人向けのサイト」をご参照ください。もしくは、人材紹介会社に登録して話を聞くのが早いです。

人気のわりには、募集が少ない職種

・マーケティング、企画

マーケティング、商品企画、事業企画、経営企画など計画立案を担う職種は、人気のある職種だと思います。しかし、そのような仕事を東南アジアの日系企業で見つけるのは、難易度が高いです。

人材紹介会社/求人情報サイトで、マーケティングに分類されている求人自体が少ないですし、分類されていたとしても、実際は法人営業のケースも多いです

まず、企業全体の事業や商品の計画を考える職種は、日本の本社に集中しているからです。また、海外支社の計画立案については、現地で担当しているかもしれませんが、事業計画の中枢を担う仕事は、現地採用ではなく、駐在の社員が担当することが日系企業では一般的です。

現地向けの商品やサービスの企画、マーケティングの場合、外国人である日本人は、現地語や文化の理解の面で圧倒的に不利です。日本国内の外資のマーケターも、日本人が担当しているケースが多いのと同じです。わざわざ現地人よりも高い給料を払い、ビザ申請の手間をかけてまで、現地事情に疎い日本人を雇用する意味はありません。

②「日本語採用(日本語人材を探している)」で募集が多い職種

「①日系現地採用(日本人を探している)」の職種と、大きな違いはない

海外就職をする国によっては、「①日系現地採用(日本人を探している)」の求人数と、日本人に限らない「②日本語採用(日本語人材を探している)」の求人数は大きく異なります。例えば、欧米では、日本語が必須の求人はあっても、日本人を優遇するような求人は極めて少ないです。また、日系でなくても、日本語が必要な仕事もあります。

東南アジアでも、現地人が対象の日本語採用はあります。日系企業でも多くの現地スタッフが働いています。そのような現地人対象の求人の多く、特にエントリーレベルの仕事は、日本人向けの人材紹介会社/求人情報サイトでは出てこないです。

しかし、シンガポールを除いて、東南アジアの現地スタッフの仕事の大部分は、日本人にとっては給与レベルが低すぎます。日本人向けの現地採用で需要があるのに、わざわざ給与の低い現地スタッフ向けの求人に応募する人はいないと思います。多くの国では、就労ビザの発行にも最低給与が設定されています。

現地人向けのサイトでも、日本人が許容できる給与水準の求人もありますが、大部分は日系企業の求人で、日本人向けのサイトでも掲載されています。

東南アジアで日本語を使う仕事を探しているのであれば、基本的には日本人向けの人材紹介会社/求人情報サイトを使っておけば問題ないと思います。

③「一般採用(日本、日本語と関係ない)」を目指す場合の職種

実際のところ、東南アジアで、日本、日本語と関係ない仕事で現地就職をする人は極めて少ないです。

中国など、日本よりも給与水準が低い他の国でも同様です。反対に、欧米での就職は、日本と関係ない仕事での現地就職のケースも多いです。

欧米で日本人が日本と関係ない仕事で現地就職する大部分のケースは、技術者など専門職、特にソフトウェアエンジニアです。欧米ではエンジニアは不足していますし、営業や企画など言葉が商売の職種に比べて、言語のハンデも小さいからです。欧米の会社、特に多国籍企業は、外国人社員の活用に慣れているという点もあります。

東南アジアの現地の会社で、外国人の技術者を活用してビジネスをする企業は少ないです。欧米の多国籍企業も、東南アジアに開発の拠点を置くことは少ないです。よって、欧米のように出自に限らず技術力を活かして働くという選択肢は少ないです。

また、東南アジアは技術者も含めて、日本よりも給与水準が低いです。日本人が納得できる給与水準を得るには、現地の技術者よりも更に高い専門知識が必要ですが、よっぽど特殊な事情がない限り、高度な技術者が東南アジアで働こうとは思わないでしょう。

シンガポールは、例外です。シンガポールで働きたい人は、日本関連以外の仕事も視野に入れるべきだと思います

シンガポールは、元々が他民族の移民国家ですし、世界中から人が集まってきています。2016年の時点で、561万人の人口の内、約30%が非居住民(Non-resident)、9%が永住権を持つ外国人です(population.sg)。

多国籍企業のアジア本社の多くもシンガポールにあります。多国籍企業では、本国の社員やシンガポール人だけでなく、外国人も多く働いています。出身の国とは関係のない仕事をしている外国人も多くいます。

日本人の海外就職は、日本語や日本人であることを活用することが前提となっているケースが多いです。日系企業は世界中にあり、日本人としては日系企業や、日系コミュニティに関連する仕事で働いた方が明らかに有利だからです。

シンガポールにも日本関連の仕事の需要は、もちろんあります。日本人としては、日本関連の仕事を探す方が簡単で、条件も良いことが多いと思います。しかし、その代わりに、仕事の選択肢は大きく減ります。

特に、これからシンガポールや英語圏で長期間働きたいと思っている人や、「グローバルなビジネスパーソン」を目指したい人は、他のシンガポールで働いている外国人のように、英語だけを使って、日本に関係ない仕事で勝負することも検討すべきだと思います。

日本に関係ない仕事をする場合、就職しやすいのは専門職

日本人が日本と関係ない仕事で現地就職する場合、エンジニア、会計士などの専門職の方が有利です。営業やマーケティングは、言語スキルの重要性が高く、英語がネイティブレベルでないと不利だからです。ハードスキルの職種であれば、専門知識で語学力をカバーできる可能性が高くなります。

専門職が海外就職に有利な点について、こちらの記事もご参照ください。

海外就職に有利な職種~英語よりもプログラミングを学ぶべし

どのように志望職種を決めるか?

一般論として、日本人が就職しやすい職種、日本人に向いている求人が多い職種について説明してきました。

しかし、「需要が高い職種」に実際に応募すべきとも限りません。あなたの経歴や、やりたいことも重要だからです。

前職の職種で探す

最も分かりやすく、就職もしやすいのは、前職の職種の求人に応募することです。海外求人は、ほとんど即戦力採用です。前職の経験がある方が、選考では間違いなく有利です。

日系の人材紹介会社のサイトで全然求人がない職種でも、絶対に無理というわけではありません。特殊な仕事内容については、そもそも人材紹介会社では、あまり扱われていないからです。

募集の多い職種に職種転換する

海外就職を機に、職種転換をする人もいます。経理や事務など社内業務の職種から、法人営業など海外の日系企業で需要のある対外業務に移るケースが多いようです。

特に英語のレベルが高い場合は、未経験でも営業などに職種転換することは十分可能だと思いいます。

将来の転職を意識して職種転換する

同じく職種転換ですが、現状で就職しやすい職種ではなく、長期的なキャリアを考えた職種を目指す考え方もできます。

東南アジアで就職する日本人は、いずれは日本に帰国して働く人が多いです。将来日本で転職する考えなら、その時に役に立つ職種での海外就職を目指しましょう。

例えば、日本に戻って、海外営業をしたい場合、海外現地企業への営業経験があればプラスです。日本に戻って貿易関連の事務をしたい場合は、海外でも同様の仕事を目指すのが良いと思います。

海外留学を挟んで職種転換する

先ほど説明したように、シンガポールや欧米などで、日本に関係ない仕事をしたいなら、技術職や専門職が有利です。日本に関係ある仕事をする場合でも、専門性があった方が、もちろんプラスです。

本気で日本コミュニティに縛られない働き方を目指すなら、長期的に計画して、海外就職をしやすいハードスキルの職種に転換することも一つの方法です。

その場合にお薦めなのが海外留学です。全く経験のない職種で応募しても、シンガポールや欧米で採用されるのは困難です。また、職歴や学歴がなければ、ビザの申請が通る可能性も低くなります。

海外留学で希望の職種に必要な専門を学べば、学歴としては問題なくなります。また、英語力の向上にもつながります。

また、シンガポールでは学生ビザで働くことができます。在学中にアルバイトやインターンで就職希望の職種を経験しておけば、正社員としての内定も得やすくなります。

社会人の留学については、こちらの記事をご参照ください。

社会人(転職、第二新卒)のための海外就職戦略
社会人(転職、第二新卒)のための海外就職戦略を紹介します。現地就職、インターンシップに応募。日本で駐在や外資での海外転勤を狙う。大学院留学、語学留学、ワーキングホリデーで海外経験を積んでから応募する、など。

東南アジアの職種まとめ

・東南アジアの就職は、日本の人材紹介会社/求人情報サイト経由で、日系の現地採用に応募するのが一般的。

・職種で最も多いのは、法人営業とメーカーの技術職。その他、事務、経理/会計など。

・業種は、メーカーが最も多い。次に、人材紹介会社、広告代理店、海外進出コンサルなどの日系企業向けのサービス業や商社。

・シンガポールは、超国際的な環境で、日本より所得も高いので、他の東南アジアとは状況が異なる。日系への就職が一般的だが、多国籍企業などで日本に関係しない仕事をする可能性もある。

(参考資料)調査に使ったサイト:日本人向けのサイト

求人数の調査に使ったサイトを紹介します。大手のサイトで、職種別の求人数が掲載されているサイトを選んでいます。他の人材紹介会社/求人情報サイトに比べて、特に推奨しているわけではございません。

調査日時点での求人数を掲載します。具体的な求人数は日々変動します。

RGF HR Agent (リクルート)

リクルートの海外事業会社「RGF」が運営している人材紹介会社。RGFとは、Recruit Global Familyの略です。中国、東南アジア各国、インドで運営しています。欧米の求人は掲載されていません。

職種

職種は、営業が最も多く、次いで製造・技術です。3番目は、事務・総務ですが、中身を見ると生産管理などが入っており、一般的な事務や総務の仕事は少ないです。

職種 タイ ベトナム シンガポール インドネシア
 営業(営業管理・営業アシスタント・営業販促・営業企画・営業事務 他) 38 33 10 29
 製造・技術 21 31 3 19
 事務・総務(顧客対応・ビジネスサポート業務・経理・コールセンター  他) 15 22 7 22
 財務・会計・経理 5 6 13 11
 テクノロジー関連(プリセールス職・システム開発・コンテンツ制作・プログラマ・エンジニア・Webデザイナー 他) 7 12 5 4
 総務 3 6 11 4
 ビジネスコンサルタント・シンクタンク・専門コンサルタント関連 9 3 3 3
 社内SE・情報システム ・ネットワーク関連 4 10 1 2
 銀行・金融関連 4 1 10 1
 不動産・住宅・プロパティマネジメント関連・建築・不動産・ホテルマン 4 5 1 1
 マーケティング・IR・広報 1 2 5 2
 人事・HR 0 3 4 2

業種

業種別ではメーカーが最も多いです。職種と合わせると、メーカーでの法人営業か製造・技術が最も一般的な求人なことが分かります。2番目に多いサービス業界は、飲食、海外進出コンサルティング、人材紹介が多いです。

業種 タイ ベトナム シンガポール インドネシア
 メーカー(自動車/化学/家電/鉱物/工場 他) 48 61 16 43
 サービス業界(メディア/広告/コンサルタント/教育/外食/飲食/美容/娯楽/士業 他) 18 39 29 22
 金融業界(資産運用/銀行/保険/不動産 他) 7 5 11 10
 商社・運輸・貿易業界 18 5 2 2
 小売業界(高級商材/ファッション/アパレル/生活用品/家電 他) 4 2 3 3
 業務管理アウトソース(BPO) 6 0 1 0
 ヘルスケア業界(医療/診察/ライフサイエンス 他) 1 1 3 1

カモメアジア転職

日本人向けのアジア、中国の求人情報サイト。上記のリクルートのRGFが運営しているサイトです。RGF以外の人材紹介会社経由の求人情報も掲載されています。

RGFと同様に営業、事務、製造系の技術職が多いです。シンガポールは、工場は少ないので、技術職の募集は少ないですね。

職種 タイ ベトナム シンガポール マレーシア インドネシア カンボジア
営業・販売 190 170 21 16 46 13
事務・企画・管理 89 111 44 24 39 22
技術系専門職 88 97 4 8 14 5
IT関連職 30 60 2 7 8 1
生産管理・品質管理 39 44 1 4 11 2
建築・土木・設備・不動産関連 17 54 4 3 9 2
旅行・サービス関連職 20 22 6 2 10 5
仕入・購買・物流 27 24 1 2 10 1
事務系専門職 10 12 10 2 14 3
経営幹部・管理職 24 14 1 1 7 2
クリエイティブ 9 15 1 3 4 3
コールセンター・顧客サポート 17 6 3 6 0 1
飲食・フード 4 11 3 3 3 3
その他 6 10 0 2 1 5
通訳・翻訳 9 5 1 2 2 0
日本語教師 0 3 0 0 0 4

Working Abroad

こちらも日本人向けの求人情報サイト。欧米などの求人も掲載がありますが、大部分は中国と東南アジアの求人です。

職種

上の2つと同じく、営業、製造関連の技術職が多いです。3番目のIT関連は、システムエンジニア、ITプロジェクトマネージャー、アプリの開発など、様々なIT関連の仕事を含みます。エグゼクティブ/経営は、営業や技術職のマネージャーが多いです。

職種 タイ ベトナム シンガポール マレーシア インドネシア
営業 6 21 8 9 11
機械(自動車/プラント/精密機器) 6 7 1 1 8
IT関連 4 4 2 17 2
電機(電気/電子/半導体) 4 4 0 4 6
エグゼクティブ/経営 4 7 3 3 1
財務/会計 5 4 3 1 3
事務系 0 3 1 3 6
カスタマーサービス 1 2 1 11 4
マーケティング/PR 0 3 2 5 1
ホテル/レジャー/外食系/旅行 3 0 1 2 2
総務/人事 0 1 0 2 0

業種

こちらは、中国含めたアジアの数字です。1-3番目までは、全てメーカーです。4番目の商社・卸もメーカー相手の仕事が多いです。

業種 求人数
機械メーカー 27
電気・家電メーカー 26
自動車・輸送機器メーカー 24
商社・卸 18
半導体・電気・電子部品メーカー 17
プラント・建築・建設 16
化学・石油メーカー 13
その他製造業 11
通信・情報サービス関連 10
ビジネスコンサルティング 9
旅行・ホテル・レジャー・外食 9

パソナ

日本国内だと派遣で大手のパソナですが、アジアの各国と北米で日本人向けの人材紹介業をしています。

営業、事務が多いのは他の日本人向けのサイトと同じですが、他に比べて技術職が少ないですね。同じ日本人向けの人材紹介会社でも、登録してある求人は異なります。人材紹介会社を使うなら、複数の会社を使って比較するべきです。

職種 タイ ベトナム マレーシア
営業系 143 119 371
管理・事務系 7 24 190
サービス 11 49 117
企画・マーケティング系 5 11 60
技術系(ソフトウェア・NW) 2 12 40
経営層 3 2 21
クリエイティブ系 1 3 12
専門職 1 1 7

JAC Recruitment

イギリスとアジアに拠点がある日系の人材紹介会社です。


大まかな傾向は他のサイトと変わりません。ベトナムのITが多いのは、ソフトウェアのオフショア開発(アウトソーシング)の会社が多いためです。シンガポールは、サービス・ホスピタリティが比較的多いです。

職種 タイ ベトナム シンガポール マレーシア インドネシア
営業 21 52 20 8 10
製造・技術 36 13 3 7 5
総務・人事・事務・秘書・サポート 6 14 16 1 4
経理&財務 1 10 3 2 7
サービス・ホスピタリティ 1 10 16 2 2
IT 2 21 3 7 0
マーケットリサーチ・経営企画 2 6 7 0 0

(参考)調査に使ったサイト:現地のサイト

JobStreet.com

東南アジア最大級の求人情報サイト。マレーシアで設立され、2014年に同じく求人情報サイトを運営するオーストラリア企業のSEEKに買収されてます。

シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンにサイトがあります。全ての国で同じようなインターフェースなので、各国の求人を簡単に比較できます。

フィリピン以外で最も多いのが、Sales/Marketing。過半数が法人営業です。

次に多いのが、ServicesとAdmin/Human Resources。Servicesは、カスタマーサポートのスタッフの他、アシスタント的な仕事が中心です。Admin/Human Resourcesは事務的な仕事が多いです。

その他、全般的に多いのは、Computer/Information Technology, Engineering, Manufacturingのエンジニアの仕事。

シンガポールは、Accounting/Finance、Hotel/Restaurantが多いのが特徴です。

職種 シンガポール マレーシア インドネシア ベトナム フィリピン
Sales/Marketing 286 105 86 1141 45
Services 193 69 17 462 293
Admin/Human Resources 201 53 30 509 61
Computer/Information Technology 75 29 12 337 56
Engineering 89 54 22 265 48
Manufacturing 73 65 47 151 32
Accounting/Finance 147 59 27 60 37
Hotel/Restaurant 101 49 44 25 68
Arts/Media/Communications 32 16 9 18 14
Building/Construction 27 4 7 19 8
Education/Training 6 7 7 9 29
Healthcare 6 2 4 1 10
Sciences 14 4 2 0 0

jobsDB

JobStreetと同じく東南アジアで他国展開をしている求人情報サイトです。こちらも、オーストラリア企業のSEEKに2011年に買収されています。

職種の傾向は、JobStreetと同様です。タイはProfessional Servicesが多いですが、本来はSalesかAdminに分類されるべき求人が多いです。

職種 タイ シンガポール インドネシア
Sales / Customer Service / Business Development 112 29 22
Admin / Human Resources 49 33 7
Professional Services 86 5 21
Engineering 47 10 5
Marketing / Public Relations 13 4 8
Transportation / Logistics 27 11 0
Hospitality / F & B 10 9 2
Merchandising & Purchasing 4 5 3
Accounting 17 7 0
Manufacturing 14 1 5
Information Technology (IT) 11 5 1

jobthai.com

タイの求人情報サイトです。JobSteetやjobsDBに比べて、エンジニアの仕事が多いです。Engineering、Manufacturing/Production/QA&QCなど車メーカーなど製造業の求人が多いです。

職種 求人数
Engineering 126
Interpreter/Tour Guide/Reservation 120
Manufacturing/Production/QA&QC 111
Sales 109
Finance/Accounting 40
Training/HR/Recruiting 38
Purchasing/Administration 37
Computer/IT/Programmer 33
Technicians 32
Drawing/Auto Cad/Engineering Design 22
Import-Export/Shipping/BOI 20
Marketing 19
Customer Support/Service/PR 13
Construction 11

vietnamworks

ベトナムの求人情報サイト。IT系、特にSoftwareが多いですね。ソフトウェアのオフショア開発(アウトソーシング)の会社や、日系と取引がありそうな会社での募集が多いです。日本語を必要とするのは、プログラマーよりも、プロジェクトマネージャーなど、日本人顧客とエンジニアの間に入る仕事が多いようです。

職種 求人数
IT – Software 140
IT – Hardware/Networking 78
Interpreter/Translater 75
Sales 63
Internet/Online Media 59
Administrative/Clerical 53
Production/Process 48
Mechanical 35
Electrical/Electronics 34
Customer Service 30
Marketing 28
Civil/Construction 27
Finance/Investment 26
Sales Technical 26
High Technology 25
Merchandising/Purchasing/Supply Chain 25
Accounting 24
Industrial Products 22


こちらの記事もいかがでしょう?

どこでも働けるグローバル人材なんていない

東南アジアの記事一覧

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする