アジアで最も高い一人当たりGDPを誇るシンガポール。英語が公用語で、欧米グローバル企業のアジア本社が多い。日系企業の進出も増加している。
海外就職を考えているなら、シンガポールは候補の国として検討している人も多いのではないでしょうか?
本記事では、シンガポール就職を検討している人向けに、シンガポール就職の方法を解説します。
シンガポールで働く理由・メリット・デメリット
具体的にシンガポールでの就職活動を始める前に、なぜシンガポールで働きたいのか整理してみましょう。
最近、日本ではシンガポール経済を持ち上げる報道が目につきます。「シンガポールで働く=グローバル働き方」のように言っている人もいます。
しかし、シンガポール就職も、良いことばかりではありません。自分がシンガポールに何を求めているのか、しっかり考えてから就職活動を始めましょう。
シンガポールで働くメリット、デメリットについて、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

シンガポールで働くメリット
・世界トップクラスの一人当たりGDP
・アジアの金融、貿易の中心地
・日系企業の東南アジア統括拠点
・欧米グローバル企業のアジア本社
・英語が公用語
・国際的で、外国人が住みやすい環境
・日本人が増えている
・良好なワークライフバランス(日本と比べると)
・女性が職場で不利にならない(日本と比べると)
・生活環境が良い(東南アジアの他の国と比べると)
シンガポールで働くデメリット
・景気は停滞してきている
・就職が難しい(日本国内や他のアジアの国での就職と比べると)
・管理職の求人が少ない
・生活費が高い
・気候が合わない人も多い
・食事が合わない人も多い
シンガポール就職の給与・年収
国内就職でも、海外就職でも給与は重要な要素です。
現実的に自分の経歴でどのくらいの給与が見込めるのか、その給与でシンガポールで生活できるのか理解しておきましょう。
・日本人現地採用の給与例
職種 | 給与 |
新卒(文系) | S$3000~4000 |
新卒(理系) | S$3000~4000 |
営業(経験者) | S$3500~5000 |
事務系(営業事務・秘書) | S$3000~5000 |
事務系(貿易・物流) | S$3000~5000 |
カスタマーサービス | S$3000~5000 |
技術者(経験者) | S$3000~7000 |
マネージャー | S$4000~7000 |
シンガポール就職の給与の詳細については、こちらの記事をご参照ください。

シンガポール就職の選択肢
シンガポール就職といっても様々なパターンがあります。大きく分けると、次の選択肢があります。
① 現地採用 or 海外赴任(駐在)
② 日系 or 外資(欧米企業)
③ 日本語を使う仕事 or 英語のみの仕事
④ 新卒 or 既卒
選択肢①:現地採用 or 海外赴任(駐在)
シンガポールで働いている日本人は、大きく分けると現地採用と海外赴任(駐在)に分かれます。
シンガポールに限らずですが、現地採用と海外赴任(駐在)では次のような違いがあります。
現地採用と赴任の比較について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。



選択肢②:日系 or 外資(欧米企業)
アジアで現地採用として働く場合、日系への就職が大部分ですが、シンガポールでは欧米企業に現地就職するケースも多いです。
同じ現地採用でも、日系と欧米企業への就職では、以下の点などが異なります。
現地採用での日系と外資の選択については、こちらの記事もご参照ください。

選択肢③:日本語を使う仕事 or 英語のみの仕事
シンガポールで働く日本人の多くは、日本語を使う仕事をしている
シンガポールで働いている日本人の多くは、日本語を使う仕事や日本関連の仕事をしています。
日系はもちろんですが、欧米企業でも、日本担当として働くことが一般的です。
日本人としては、日本語が活かせる仕事の方が、就職はしやすいです。一方で、日本と関係ない仕事をするには、英語力がハードルになる人が多いです。
シンガポールで出世を目指すには、英語のみで仕事ができないと厳しい
しかし、長期的にシンガポールや他の英語圏で働こうと考えている場合、日本担当を続けるのは、キャリアの選択肢が狭くなります。
日系企業では、管理職は日本からの赴任者で占められています。現地採用者では出世が難しいです。
欧米企業でも、日本語が優遇される仕事は、ほとんどが担当者レベルです。管理職になるには、英語のみで現地人や他の外国人と競争する必要があります。
日本担当から始めるか、最初から日本と関係ない仕事をするか?
日本人が管理職を目指す場合、日本担当から始めて、徐々に英語のみの仕事に移行するのが一般的かと思います。日本担当から始めれば、最初に就職する時のハードルは低くなります。
一方で、日本担当をしていると、どうしても英語で仕事をする時間は短くなります。最初から日本語は使わない仕事を探した方が、長期的なキャリアを考えると有利かもしれません。
日本とは関係ない仕事をする選択肢については、こちらの記事もご参照ください。

選択肢④:新卒 or 既卒
新卒シンガポール就職は無理?
人材紹介会社や海外就職コンサルタントなどは、新卒の海外就職は止めた方がよい、もしくは新卒の海外就職は困難とする意見が多いです。
確かに新卒のシンガポール就職は、社会人のシンガポール転職に比べて難易度は高いです。
シンガポールでは新卒限定の求人は少ないので、新卒でも既卒の転職希望者と同じ求人に応募します。職務経験がない新卒は不利です。日本人だけではなく、現地人でも同じ状況です。
しかし、新卒のシンガポール就職も決して不可能ではありません。また、新卒で就職するメリットもあります。
新卒のメリット
・既卒よりも就職活動の準備時間を確保しやすい
・英語の習得は若ければ若い方が有利
・新卒でも即戦力として、すぐに本格的に働くことができる(研修が、ほとんどないので)
・給与が日本の新卒初任給よりも高くなるケースが多い(就労許可の最低月給が高いので、エントリーレベルでも低い給与が設定できないため)
新卒のデメリット
・就職の難易度は高くなる
・日本のような手厚い新人研修は期待できない
・日本のビジネスマナーが身につけにくい
新卒での就職が難しい場合は、2-3年後に再挑戦
以上のメリット、デメリットを見ると、新卒シンガポール就職に大きなデメリットはないと思います。
将来的にシンガポール就職がしたいなら、まずは新卒で挑戦してみて、ダメだったら2-3年間職務経験を積んで、再挑戦してはいかがでしょうか?

シンガポール就職に必要な条件
シンガポール就職は、年々難易度が高くなってきています。誰でも就職できるというわけではありません。
シンガポール就職を決める要素として、英語力、職務経験などがあります。
英語力
シンガポールは英語が公用語の国です。当然外国人(日本人)に要求する英語レベルも高くなります。
最低TOEIC 700点~、できれば900点~欲しい
日本人向けの求人を見ても、英語はビジネスレベル以上、あるいはTOEIC 700点台以上としている求人が大部分です。他のアジアの国だと、日常会話レベルでも応募できる求人が多くあります。
欧米外資など日系以外で働く場合や、英語力を売りにする場合は、TOEIC 900点くらい取れる実力が望ましいと思います。
英語力の条件は、職種や職務経験による
どのくらいの英語力が必要かは、職種や職務経験にもよります。例えば、高度な技術職の場合は、営業などに比べて、英語の重要性は低くなります。
海外就職で必要な英語力については、こちらの記事もご参照ください。

職務経験
シンガポールの求人は、基本的に即戦力採用です。日本の新卒、第二新卒求人のように、未経験可の求人は多くありません。
社会人なら、基本的には現職と同じ職種で応募します。2-3年以上の経験があれば、エントリーレベルの仕事に応募するには十分です。
新卒は、職務経験がないので、社会人に比べて不利です。在学中から職務経験を積むためには、インターンシップが考えられます。インターンシップについては、後ほど説明します。
日本人が就職しやすい職種
海外就職全般ですが、日系企業の法人営業の需要は高いです。その他、シンガポールで比較的多い求人は、経理・会計関連、ホテル・レストランなどのサービス業です。
日本人が就職しやすい職種について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

就労ビザ(就労許可)
海外で働くには、就労ビザ(就労許可)が必要です。ビザなしで働くのは、不法就労ですので、絶対に止めましょう。
以前は緩かったシンガポールの就労ビザは、年々厳しくなっています。
シンガポールの就労ビザについては、こちらの記事をご参照ください。

シンガポール就職の方向性
シンガポール就職に限らず、就職を成功させるためには、まずは就職活動の大きな方向性(戦略)を定めることが大事です。
最も分かりやすいのは、すぐにエージェント(人材紹介会社)に登録して、求人に応募することです。
しかし、すぐに応募を始める以外にも、留学やインターンシップなど、様々な選択肢が考えられます。
① 日本の会社でシンガポール赴任を目指す
② 新卒・既卒でシンガポール現地採用に応募する
③ シンガポール就職の前に、他の国で就職する
④ 大学・大学院留学からのシンガポール就職
⑤ 語学留学からのシンガポール就職
⑥ インターンシップからのシンガポール就職
方向性①:日本の会社でシンガポール赴任を目指す
上記で説明したように、赴任は現地採用に比べて、待遇などの面で優遇されています。
それでは、シンガポール赴任は狙って実現できるのでしょうか?
シンガポール限定の赴任を目指すのは難易度が高い
シンガポールに限らずですが、日系企業の海外赴任の制度では、一般的には赴任先を指定できません。赴任先どころか、赴任できるのか、いつ赴任になるのかも分からない企業が多いです。
シンガポールに拘らず、赴任が多い会社への就職を目指す選択肢
商社など海外赴任の多い企業に就職すれば、海外赴任の可能性を高めることはできます。国を限定することは難しいので、シンガポールに拘りがあるなら、現地採用での就職を目指しましょう。
海外赴任を目指した就職については、こちらの記事もご参照ください。

方向性②:新卒・既卒でシンガポール現地採用に応募する
シンガポールでの就職を目指す、最も直接的な方法は、現地採用に応募することです。
新卒でも既卒の転職でも、応募の方法は、あまり変わりません。シンガポールでは、新卒限定の求人は少ないからです。
人材紹介会社への登録など、現地採用への応募方法については、後ほど説明します。
方向性③:シンガポール就職の前に、他の国で就職する
他のアジアの国は、シンガポールより就職が簡単
シンガポールは、アジア各国の中では、最も日本人の就職が難しい部類に入ります。例えば、同じ東南アジアでもタイやマレーシアの方が明らかに就職しやすいです。
英語力や職務経験などが不足して、シンガポールでの就職が難しい場合は、まずアジアの他の国での就職を目指す戦略も考えられます。
他の国で英語力を身につける
日本では、日常的に英語を使う仕事は限られています。アジア現地採用では、多くの仕事で英語を使います。
アジアで働くことで、働きながら実践的な英語を身につけることができます。
しかし、仕事内容によっては、ほとんど日本語だけで完結します。英語力向上を目的に海外就職するなら、具体的にどのように英語を使う仕事なのか、確認してから就職しましょう。
職務経験を身につける
就職活動で、英語以上に重要なのが、関連する職務経験です。例えば、メーカーの法人営業の求人であれば、前職もメーカーの法人営業の人が有利になります。
将来シンガポールでの就職を希望する職種、業界を想定して、関連する職務経験を身につけられる仕事に応募しましょう。
アジアで働いた経験は、シンガポール就職に有利
採用する側としては、できるだけ関連した経験を持っている人を採用したいです。アジアで働いた経験があれば、シンガポールでの就職活動も有利です。
方向性④:大学・大学院留学からのシンガポール就職
シンガポールに限らずですが、海外就職をする前に、大学・大学院留学を挟むのはお薦めです。
メリット
・英語力を高められる
・専門知識を身につけられる
・シンガポールでの就職活動の拠点確保
・就職活動の時間の確保(社会人の場合は)
・結果的に、シンガポールでなく日本で働くことになっても役に立つ
シンガポールへの留学がお薦め
留学先の第一候補はシンガポールだと思います。就職活動をする際に、現地に住んでいる方が有利だからです。
また、シンガポールの大学は国際的な評価も高いです。
以下の表は、「U.S. News Best Global Universities 2018」による世界の大学ランキングです。アジアのトップは、世界43位のシンガポール大学、55位に同じくシンガポールの南洋理工大学。日本のトップは、東京大学の57位です。
アメリカなど英語圏の先進国への留学もお薦め
大学の知名度や、選べる選択肢の広さを考えると、アメリカ、イギリスなど英語圏の先進国への留学もお薦めです。
シンガポールでも英語圏の先進国の大学の知名度は高いですし、将来、日本に帰国した場合でも箔がつきます。
デメリットは、就職活動時に、シンガポールに拠点がないことです。
方向性⑤:語学留学からのシンガポール就職
日系企業への就職でも、一定以上の英語力(TOEIC 700点~目安)は必要です。
短期間で英語力を高めたい場合、最も一般的で簡単な選択肢は語学留学です。大学・大学院留学だと数年単位で時間がかかるので。
フィリピン留学
海外就職のための語学留学では、フィリピンが選択されることが多いです。
・アメリカやオーストラリアなど先進国に比べて、学費や生活費が断然安い
・フィリピンの語学学校は、朝から晩まで勉強させる学校が多い。海外就職の応募に必要なTOEICの点を手早く上げるのに適している。英語圏の先進国は、授業が緩い学校が多い。
・英語圏の先進国に比べて遊びの誘惑が少ないので、勉強に集中できる
・アジア就職を目指している人が多い。学校によっては、人材紹介会社などと提携して、アジアでの仕事を紹介している
・デメリットは、フィリピン英語は英米基準の英語から見ると、なまりがある
シンガポール留学
・シンガポールでの就職活動の拠点が確保できる
・シンガポールでの環境に慣れることができる
・デメリットは、授業料や生活費が高い。フィリピンと同じで、シンガポール英語は、なまりがある
方向性⑥:インターンシップからのシンガポール就職
上記で説明したように、職務経験のない新卒は、シンガポール就職の難易度が高いです。
在学中から職務経験を積む方法として、インターンシップがあります。
在学中のインターンシップ
日本でもインターンシップが増えてきましたが、数日間の職場見学程度のものが多いようです。数日間では、職場の雰囲気は分かるかもしれませんが、職務経験にはなりません。
海外のインターンシップは、数週間以上で、社員と同じ仕事をこなします。そこで認められれば、そのまま就職する場合もありますし、そこで就職しなくても、職務経験として履歴書に書けます。
卒業後のインターンシップ
日本では、インターンシップというと、新卒の就職活動の一環のイメージが強いです。シンガポールや欧米では、在学中だけでなく、卒業後にインターンシップをすることもあります。
新卒で直接応募しても採用されない場合は、まずはインターンシップとして働くことも検討しましょう。
シンガポール現地採用への応募方法
シンガポール現地採用の応募方法は、次のような選択肢があります。人によって向いている方法は異なると思います。色々な方法を試してみましょう。
① 日系の人材紹介会社(エージェント)に登録する
② 現地の求人情報サイトで探す
③ 興味のある企業に直接連絡する
④ LinkedInを活用する
⑤ 個人の紹介
応募方法①:日系の人材紹介会社(エージェント)に登録する
日系企業の現地採用なら、日系の人材紹介会社に登録で決まり
人材紹介会社(エージェント)は、求職者と求人企業をマッチングして、求人企業から紹介料を得るビジネスをしています。
海外の日系企業の現地採用に対応するために、日系の人材紹介会社も海外に進出しています。
日系企業の現地採用に応募するなら、日系の人材紹介会社に登録するのが最も簡単です。日系企業の多くは日系の人材紹介会社を使っていますし、日本人の対応にも慣れているからです。
日系の人材紹介会社のデメリット
・日系企業以外の求人に弱い
・新卒は相手にしたがらない。職務経験がないと、仕事の紹介が難しいため。現地の人材紹介会社も同じ。
主な日系の人材紹介会社
担当営業との相性もありますので、複数に登録しましょう。
・JAC
・DODA
応募方法②:現地の求人情報サイトで探す
日系の人材紹介会社が強いのは、日系企業の求人です。現地企業や欧米企業に応募したい場合は、現地のサイトも活用しましょう。
シンガポールで最も一般的に使われている求人サイトは、「JobStreet.com」と「jobsDB」です。
JobStreet.comとJobsDBは、求人情報サイトです。人材紹介会社とは異なり、自分で掲載されている求人を探して、応募します。日本のリクナビやマイナビと同じ形式です。
東南アジア最大級の求人情報サイト。マレーシアで設立され、2014年に同じく求人情報サイトを運営するオーストラリア企業のSEEKに買収されてます。
シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンにサイトがあります。全ての国で同じようなインターフェースなので、各国の求人を簡単に比較できます。
JobStreetと同じく東南アジアで他国展開をしている求人情報サイトです。こちらも、オーストラリア企業のSEEKに2011年に買収されています。
掲載されている求人は、直接応募と人材紹介会社経由がある
ややこしいのが、求人情報サイトに掲載されている求人には、直接求人企業に応募する形式と、人材紹介会社経由で応募する形式があります。
人材紹介会社は、サイト自身とは関係なく、多くの会社が登録しています。例えば、日系のパソナやJACも求人を掲載しています。
応募方法③:興味のある企業に直接連絡する
多くの企業は、企業サイトで求人を掲載しています。また、具体的な求人だけではなく、採用担当への連絡方法も掲載している企業も多いです。
興味がある企業があれば、直接連絡してみましょう。求人があれば、直接応募すればいいです。求人がなくても、ダメ元で採用担当に連絡してみましょう。
正社員としての仕事がなくても、インターンシップなら受け入れてくれる企業もあるかもしれません。
応募方法④:LinkedInを活用する
LinkedInというサイトをご存知でしょうか?日本では使っている人が少ないのですが、世界最大のビジネスのためのソーシャルネットワークサイトです。ビジネスパーソンが簡易的な経歴を公開していて、ユーザー同士でつながることができます。
興味のある会社の採用部署に直接連絡する
多くのユーザーは、所属会社での部署名や肩書を一般に公開しています。
LinkedInを使って、興味のある会社の人に連絡してみましょう。探す対象としては、採用部署のマネージャーが第一候補です。できるだけ自分が応募したい部署に近い人を特定して連絡します。
例えば、シンガポールの食品メーカーA社の日本営業部に応募したいとします。会社名で検索して、LinkeInに登録している人のリストを出します。その中から、日本営業部に近そうな人から順番に連絡していきます。あなたのプロフィールが、その採用部署の人にとって役に立つのであれば、返信してくれる人はいるはずです。
応募方法⑤:個人の紹介
日本でも転職では同様ですが、知り合いから仕事を紹介してもらうケースもあります。
シンガポールに知り合いがいる場合は、まずは知り合いにツテがないか聞いてみましょう。直接仕事を紹介してもらうことは少ないとは思いますが、自分でネットで調べるだけでは思いつかないようなアイデアをくれるかもしれません。
シンガポールに留学しているなど、既にシンガポールに滞在しているなら、興味のある分野のカンファレンスなどに参加して、ネットワーキングをしましょう。