オーストラリアに住む~移住・永住のメリット・デメリット

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世界でもトップクラスの一人当たりGDPを誇るオーストラリア。穏やかな気候、豊かな自然、高い生活水準。日本人も多く住んでいる。

海外移住を考えているなら、オーストラリアは候補の国として検討している人も多いのではないでしょうか?

本記事では、オーストラリア移住に興味がある人向けに、オーストラリア移住のメリット・デメリットを解説します。

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日本人のオーストラリア移住の状況

永住者、長期滞在者ともに多い

永住者数は、アメリカに次いで2位

オーストラリアで永住権を取得している日本人は、約5.3万人と、アメリカに次いで第2位の永住者数です。

アメリカの方が人口は10倍以上多いので、人口当たりでみると、オーストラリアに永住している日本人は、非常に多いことが分かります。

長期滞在者数は、イギリスに次いで5位

就労や留学などでオーストラリアに長期滞在している日本人は、2016年時点で約4万人です。国別の在留日本人数では、イギリスに次いで5位です。

国(地域)名 永住者数 長期滞在者数
米国 187,919 233,746
オーストラリア 52,978 39,659
ブラジル 49,505 3,895
カナダ 42,587 27,587
英国 19,785 45,183
ドイツ 11,234 32,793
アルゼンチン 11,056 552
韓国 10,261 27,784
ニュージーランド 9,963 8,743
フランス 8,062 33,579

出典:外務省「海外在留邦人数調査統計 平成29年(2017年)要約版(平成28年10月1日現在)」、当サイト整理

長期滞在者は、留学・ワーキングホリデーが多い

次に、長期滞在者の内訳を見ていきます。

オーストラリアの長期滞在者は、留学生が多い

オーストラリアに長期滞在している日本人の45%は、留学生・研究者・教師です。他の長期滞在者が多い国と比べると、留学生の比率が高いです。

ワーキングホリデーも多い

次いで多いのが「その他」で、こちらも他の国と比べると、比率が高いです。その他に含まれているワーキングホリデーでの滞在者が多いためと思われます。

民間企業関係者は少ない

一方で、民間企業関係者(海外赴任者や現地就職者)は少ないです。海外赴任の多いアメリカや中国に比べると、15分の1以下、タイの9分の1以下です。

赴任者としてオーストラリアに滞在するのは、難しいことが分かります。

民間企業関係者 留学生・研究者・教師 その他 合計
アメリカ 116,749 74,273 42,724 233,746
中国 101,745 8,805 14,539 125,089
タイ 52,510 3,135 13,263 68,908
英国 17,841 16,461 10,881 45,183
オーストラリア 6,183 17,920 15,555 39,658
シンガポール 27,669 1,276 6,032 34,977

出典:外務省「海外在留邦人数調査統計 平成29年(2017年)要約版(平成28年10月1日現在)」、当サイト整理

地域別の在留邦人数

永住者、長期滞在者ともにシドニー、メルボルン、ブリスベンが多い

在外公館名 永住者数 長期滞在者数 合計
在シドニー総領事館 19,490 13,908 33,398
在メルボルン総領事館 12,337 10,757 23,094
在ブリスベン総領事館 12,612 9,827 22,439
在パース総領事館 4,786 3,725 8,511
在ケアンズ領事事務所 2,965 950 3,915
在オーストラリア大使館 788 492 1,280

出典:外務省「海外在留邦人数調査統計 平成29年(2017年)要約版(平成28年10月1日現在)」、当サイト整理

20-40代の女性が多い

年齢、男女別の在留邦人数をみると、子供世代の20歳未満を除いて、どの世代も女性の方が多くなっています。特に20-40代の女性が多いです。

永住者、長期滞在者ともに同じ傾向です。女性の方が、オーストラリアで留学、ワーキングホリデーをする人が多いこと、現地人と結婚して永住する女性が多いためと思われます。

出典:外務省「海外在留邦人数調査統計 平成29年(2017年)要約版(平成28年10月1日現在)」、当サイト整理

オーストラリア移住のメリット

経済的に豊かな国

オーストラリアは、世界でも指折りの豊かな国です。豊かな国に住んでいても自分が豊かになるとは限りませんが、長期的に住むなら重要な指標です。

世界最高水準の一人当たりGDP

2016年の一人当たりGDPはUS$51,737で、世界11位、日本より33%高い水準です。

順位 USドル
1 Luxembourg 10,4095
2 Switzerland 80,346
3 Norway 70,553
4 Macao SAR 69,559
5 Ireland 64,782
6 Iceland 59,629
7 Qatar 59,514
8 United States 57,608
9 Denmark 53,745
10 Singapore 52,961
11 Australia 51,737
12 Sweden 51,125
13 San Marino 46,433
14 Netherlands 45,658
15 Austria 44,233
16 Hong Kong SAR 43,561
17 Finland 43,482
18 Canada 42,225
19 Germany 42,177
20 Belgium 41,248
21 United Kingdom 40,050
22 Japan 38,883

出典:World Economic Outlook Database Oct 2017. 2016年, Gross domestic product per capita, current prices.

主要国で1位の給与水準

OECDの調査では、オーストラリアの給与はアメリカやヨーロッパ各国よりも高く、日本よりも77%も高いです。

世界2位の一人当たり資産

給与だけでなく、個人の金融資産でもトップクラスです。成人一人当たりの資産額は、US$402,603でスイスに次いで2位。オーストラリア人は、平均して4000万円以上もの資産を持っているということです。

オーストラリアでの収入について、詳しくはこちらを参照ください。

オーストラリアの給与・年収 ・生活費~オーストラリア移住・就職
オーストラリアで働く場合の給与・年収について。オーストラリアと日本の給与の違い。職種別の給与。赴任者、現地採用、アルバイトの給与。オーストラリアの物価・生活費についても紹介。

移民が多く、外国人が住みやすい環境

オーストラリア居住者の26%は外国生まれ

2016年の人口動態調査によれば、オーストラリアの人口の26%、616万人は外国生まれです(Wikipedia)。移民の国なので、外国人への寛容度が高いです。

アジアからの移民も多い

出身地としてはイギリスが最も多いですが、中国などアジア系の比率も高いです。大都市では、アジア料理の店や、アジア食材を扱うスーパーも多く、アジア人にとっても住みやすい環境です。

出典:Wikipedia「Immigration to Australia」

日本人向けのサービスも充実している

中国人ほどではないですが、オーストラリアには日本人も多く住んでいます。

日本人が多いので、シドニーやメルボルンなどの大都市では、日本人向けのサービスも充実しています。

日本人学校

メルボルン日本人学校

シドニー日本人学校

日本語が通じる病院

THE RYUGAKU「メルボルンで日本語が通じる病院まとめ キャッシュレスサービスも対応」

日本語新聞

オーストラリア生活情報サイト NICHIGO PRESS | 日豪プレス

日本の食材

醤油、味噌、豆腐など普通のスーパーでも売っています

Woolworth

日本食材専門のスーパーもあります

不二マート

日本との結びつきが深い

オーストラリアと日本の輸出入総額は、世界6位

オーストラリアは、日本との貿易が盛んです。日本との輸出入の総額は、世界6位で、タイと同じくらいです。

表:2015年 貿易相手国上位10カ国

順位 国名 輸出入総額比率
1 中国 21.2%
2 アメリカ 15.1%
3 韓国 5.6%
4 台湾 4.7%
5 タイ 3.8%
6 オーストラリア 3.7%
7 香港 2.9%
8 ドイツ 2.9%
9 マレーシア 2.6%
10 アラブ首長国連邦 2.5%

出典:財務省貿易統計

オーストラリアの日本語学習者数は、人口当たりでは1位

国際交流基金が実施した2015年度「海外日本語教育機関調査」によれば、オーストラリアは世界で4番目に日本語を習う人が多い国です。

中国やインドネシアは人口が多いので、1人当たりの比率で見ればオーストラリアは、最も日本語を勉強している人が多いです。

オーストラリアが1位なのは意外ではないでしょうか?一因としては、オーストラリアの母国語は英語なので、外国語として英語を学ぶ必要がないことがあります。また、オーストラリアは、地理的にヨーロッパよりもアジアに近いので、アジアの言語が人気のようです。

学習者数 (万人) 2012年比 人口比
中国 95.3 -9% 0.1%
インドネシア 74.5 -15% 0.3%
韓国 55.6 -34% 1.1%
オーストラリア 35.7 21% 1.5%
台湾 22.0 -6% 0.9%
タイ 17.4 34% 0.3%
アメリカ 17.1 10% 0.1%
ベトナム 6.5 39% 0.1%
フィリピン 5.0 54% 0.0%
マレーシア 3.3 0% 0.1%

出典:国際交流基金 2015年度「海外日本語教育機関調査」、人口は国連2015年度World Population Prospects

快適で安全な環境

アジアなど途上国に移住するのと比べると、先進国のオーストラリアは、生活環境の面で住みやすいです。

メルボルンは、世界で最も「住みやすい都市」

英誌エコノミストが発表している「住みやすい都市ランキング(Global Liveability Ranking)」で、メルボルンは2017年まで7年連続で1位となっています。

更に、アデレードが6位、パースが7位、シドニーが11位に入っています。オーストラリアの他は、カナダが3都市ランクインしています。日本を含むアジアは、10位以内に入っていません。

出典:The Economist「Global liveability has improved for the first time in a decade」

世界最高水準の治安

治安の良さも世界最高水準です。世界平和度指数(Global Peace Index, 2017)によれば、オーストラリアは163か国中11位で、10位の日本と同じくらいの評価です。同じ英語圏だと、カナダが8位、アメリカは114位、イギリスが41位です。

出典:Global Peace Index 2017

快適な気候

オーストラリアは広大な国なので、気候は地域によって全く異なりますが、日本人の移住が多いシドニーやメルボルンは、温暖で安定した気候です。

シドニーの気候

日本と同じように、温帯性気候で、はっきりとした四季があります。

東京と比較すると、夏は最高気温が30度以下と過ごしやすいです。一方で冬の最低気温は、東京の方が低いです。夏は涼しく、冬の寒さも穏やかな気候です。

出典:HowTravel「シドニーの気候と時差」

メルボルンの気候

メルボルンもシドニーと同じように、夏は東京ほど暑くなく、冬は東京より温暖な気候です。

出典:旅行.info「メルボルンの気温と降水量」

日本との時差が小さい

仕事などで日本と頻繁に連絡する人にとって、時差は悩みの種です。例えば、アメリカやヨーロッパに住んでいて、日本に合わせた電話会議をすると、夜や早朝の時間になりがちです。

その点、オーストラリアは日本との時差が小さいので楽です。シドニー、メルボルンなど東部は、日本より1時間早く、パースなど西部は日本よりも1時間遅い時間になります。

出典:Sky hub「パース」

英語が公用語

世界で最も広く使われている言語は、ご存知の通り英語です。

英語は15億人以上に話され(SGI)、54か国で公用語として使われています(文部科学省)。外国語として英語を話せる人も多くいます。

英語が公用語でない国は、英語を学ぶ環境としては適していない

海外移住の目的として、自分の英語力を高める、もしくは子供に英語の教育を受けさせる目的の人も多いと思います。

英語が公用語ではない国では、日本と同じで、ネイティブレベルの英語を話せる人は非常に少ないです。会社や外国人向けの学校の外では、英語も通用しないこともあります。

海外移住で、英語を磨きたい人にとっては、オーストラリアのような英語が公用語の国の方が適しています。

子供に英語教育を受けさせられる

家族で移住する場合は、子供の教育環境も気になるところです。シドニーやメルボルンには、日本語学校もありますが、現地校で英語を学ばせたい親も多いかと思います。

オーストラリアは、外国人でも現地の公立の学校に通うことが一般的で、費用も高額ではありません。

ビザの種類によっては減額、もしくは無料になる

例えば、メルボルンのあるビクトリア州では、永住者や多くの就労ビザでは、公立学校の費用は無料です(Victoria State Government)。

一方で、シドニーのあるサウスウェールズ州では、永住権を持っていれば無料ですが、就労ビザだと小中学校では年間AU$5,200支払う必要があります(NSW Government)。日本で公立学校に通うよりは当然高いですが、私立学校よりは安いですね。

私立の場合はピンキリ

オーストラリアにも私立の学校はあります。設備の充実度などによって、授業料は様々で、高い学校では年間AU$30,000以上のケースもあります。

大学のレベルが高い

オーストラリアの大学は世界での評価が高いです。

「U.S. News Best Global Universities 2018」によれば、オーストラリアの7つの大学が世界トップ100にランクインしています。オーストラリアのトップは、メルボルン大学で26位です。

ちなみにアジアでトップの大学は、世界43位のシンガポール大学です。日本のトップは、東京大学の57位で、トップ100には東大しかランクインしていません。

オーストラリア移住のデメリット

仕事を見つけるのが難しい

上で説明したように、仕事の関係でオーストラリアに長期滞在している日本人は少ないです。アメリカやアジアに比べて、日系企業の支社が少ないからです。

日系企業が少ないと、日本人の現地就職は難しい

海外で現地就職する日本人の多くは、日系企業で働いています。日系は日本人や日本語ができる人を優先して採用するからです。

オーストラリアでは日系での仕事は限られているので、現地企業や欧米外資への就職を目指す必要があります。ほとんどの日本人は英語が十分に流暢でなく、またビザの問題もあるので、なかなか就職が難しいのが現実です。

長期ビザ、永住権の取得が厳しくなってきている

数年前までは、オーストラリアは先進国の中では長期滞在のビザや永住権の獲得が比較的容易な国でした。

しかし、近年オーストラリアは、外国人の就労や移住を制限する方向になっています。プログラマーや会計士などオーストラリアで不足している専門職の人でないと、なかなか就労ビザが獲得しにくくなっているようです。

変更の背景は、端的に言うと、オーストラリア人の失業率も高いので、オーストラリア人と競合するような外国人労働者は制限するということです。

オーストラリア就労ビザまとめ~種類、取得条件、期間、申請方法(2018年更新)
オーストラリアでの現地就職の観点で就労ビザを紹介します。永住権のあるビザの取得。就労ビザ申請の条件。申請するビザの選び方。留学後の就労。

物価、特に家賃が高い

日本とオーストラリアの生活費の比較

日本とオーストラリアの生活費について、NUMEOのデータを紹介します。

オーストラリアの生活費は、日本よりも高めです。主な要因は、家賃が日本よりも大幅に高いことです。

レストランも高いので、外食が好きな人は、費用がかさみます。一方で食品は日本より安いので、自炊中心であれば、食費は日本よりも安くなります。

  • 物価(家賃含まず):オーストラリアが日本よりも1.26%高い
  • 物価(家賃含む):オーストラリアが日本よりも13.41%高い
  • 家賃:オーストラリアが日本よりも66.37%高い
  • レストラン:オーストラリアが日本よりも68.17%高い
  • 食品:オーストラリアが日本よりも10.14%安い

オーストラリアの都市ごとの家賃

以下のデータは、オーストラリアの都市ごとの家賃です(NUMEO、市街中心地)。

家族向けの部屋(3 bedrooms)は、シドニーは非常に高く、メルボルン、キャンベラ、ブリスベンは東京と同じくらいです。

単身者向けの部屋(1 bedroom)だと、ケアンズを除いて東京より高く、シドニーは東京の倍近くします。東京や日本の都市は、単身者向けの非常に狭い部屋が充実しているので、単身者の家賃は安いです。

都市 3 bedrooms 1 bedroom
シドニー AU$4586 AU$2604
メルボルン AU$3135 AU$1757
東京 AU$2880 AU$1361
キャンベラ AU$2860 AU$1726
ブリスベン AU$2809 AU$1627
パース AU$2560 AU$1643
アデレード AU$2397 AU$1562
ゴールドコースト AU$2363 AU$1518
ケアンズ AU$2012 AU$1051

オーストラリアの物価について、詳しくはこちらを参照ください。

オーストラリアの給与・年収 ・生活費~オーストラリア移住・就職
オーストラリアで働く場合の給与・年収について。オーストラリアと日本の給与の違い。職種別の給与。赴任者、現地採用、アルバイトの給与。オーストラリアの物価・生活費についても紹介。

日本や他の国から遠い

オーストラリアは、日本含めて全ての主要国から遠いです。日本に帰国するとき、他の国に旅行に行くのに時間がかかります。

シドニーから東京までは10時間弱、シンガポールで8時間以上、アメリカで比較的近い西海岸でも13時間強、ニューヨークにいたっては直行便がないので20時間ほどかかります。

紫外線が強い?

オーストラリアは、快適な気候ですが、気を付ける必要があるのが紫外線です。オーストラリアは紫外線が強いというイメージを持っている人は多いようで、ネットでも多くの記事が見つかります。

シドニーやメルボルンは、夏でも涼しいわりには、紫外線が強いです。根拠なしに日本の5倍以上などと書いている記事もありますが、データを実際に見ると、東京と同じくらいです。涼しい気候でも油断せずに、日本と同じような紫外線対策をしましょう。

出典:WHO「UV Index」、当サイト整理

英語のなまりがある?

オーストラリアは、元イギリスの植民地で、現在もイギリスとの関係が深いので、イギリス英語に近い英語です。しかし、やはり遠く離れた国なので、イギリス英語とは発音や単語が異なる部分があります。

アメリカやイギリスの英語を「正しい英語」と思っている人からすると、オーストラリアの英語はなまっているように聞こえます。アメリカやイギリス的な英語を習いたい、子供に身につけさせたい人には、心配な点かもしれません。

しかし、アメリカやイギリスでも地域によって発音も異なりますし、移民が多いので外国なまりの英語も日常的に飛び交っています。オーストラリア英語を学んだからといって、他の国の人とのコミュニケーションに困るということはないので、気にする必要はないと思います。

教育レベルが落ちてきている?

オーストラリアは、先進国の中でも教育レベルは高いですが、近年レベルが落ちているとの指摘があります。

学習到達度調査(PISA)のランキングで右肩下がり

OECDが2015年に実施した学習到達度調査(PISA)で、科学が10位、数学が20位、読解が12位となっており、全てOECDの平均を上回っています。ちなみに、日本は科学 2位、数学 5位、読解 8位の好成績となっています。

オーストラリアの評価は悪くないのですが、問題点は全ての科目で得点が右肩下がりなことです。特に数学の下がり方が顕著です。

出典:The Adviser「Australian students record poor results in Program for International Student Assessment (PISA) tests」

学習到達度調査の結果については、オーストラリアでも問題になっており、原因について様々な議論がされています。

ABC News「PISA results don’t look good, but what can we learn from the latest test?」

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