子供の英語教育はネイティブを目指すべきか?

画像:無料写真素材なら【写真AC】クリエイター「FineGraphics」タイトル「赤ちゃん」

国際的な子供に育ってほしい。自分は英語で苦労したから、子供には英語をマスターしてほしい。小さいうちから始めた方が有利。そのような思いで、子供に英語を習わせたいと考える親も多いと思います。

それでは、子供に英語を習わせるとして、どのくらいのレベルを目指すべきでしょうか?

学校で英語の授業を始める前に、多少英語に興味を持ってもらうレベルでしょうか?会話や簡単な読書ができるレベル?それとも、ネイティブレベル?

本記事では、日本人の両親(日本語ネイティブ)が、日本で子育てすることを前提に、ネイティブレベルを目指すべきなのか、考えてみたいと思います。

スポンサーリンク

ネイティブレベルを目指すなら、早期の英語教育は必須

まず、ネイティブレベルの英語の習得を目指すなら、大人になってから始めても、ほとんど不可能です。

何歳までに始めればネイティブになるかは所説あります。しかし、遅くとも12歳までには始めた方がよいのは、多くの研究の一致した見解です。研究によっては、6歳から英語を習得する能力は落ち始めるとしています。

子供の英語教育・英会話、いつから始めるべき?
「英語は小さいころから学習すべきなのか?」、「いつから習うのがいいのか?」、「母語の日本語には影響がないのか?」など早期の外国語学習は、多くの人が疑問に思うテーマです。日英バイリンガルの子供を育てたいとして、英会話・英語教育は、いつから行うべきかを考えます。

子供自身が、中学校や高校から興味を持って英語の勉強を始めても、ネイティブレベルになるのは、非常に難しいのです。

よって、親が子供に将来的に英語をネイティブレベルまでマスターして欲しいと願うなら、遅くとも小学校までに、親が子供に英語を学ぶ環境を与える必要があります。音楽やスポーツの英才教育で、子供に小さいころからレッスンを受けさせるのと同じことです。

なぜ英語が重要なのか?

世界のトップ大学は、ほとんど英語圏

日本の大学は、世界の大学比較ランキングで順位が低いです。

「U.S. News Best Global Universities 2018」によれば、世界のトップ3はハーバード、MIT、スタンフォード。アメリカ以外のトップは、5位のオックスフォード、7位のケンブリッジ。19位まではアメリカ、イギリスの大学が独占しています。

出典:U.S. News Best Global Universities 2018

英米以外では、20位にカナダのトロント大学。英語圏以外では、25位にスイスのチューリッヒ工科大学。50位以内の大半はアメリカ、イギリスをはじめ、英語圏の大学です。

アジアのトップは、43位のシンガポール大学、55位に同じくシンガポールの南洋理工大学。シンガポールも英語です。日本のトップは、東京大学の57位です。上位100位には、日本の大学は1つだけで、年々順位は落ちています。

もし、子供に世界のトップの大学で学んで欲しいと思うなら、日本の大学ではなく、英語圏の大学になります。英語圏のトップ大学に進学するには、高い英語力が必要になります。

海外大学卒(ほとんど英語圏)の日本人の平均年収は、日本の一流大学卒よりも高い

少し古い統計ですが、2009年のAERAの特集によれば、海外大学卒の平均年収は816万円と、東京大学、京都大学よりは若干低いものの、一橋大学、大阪大学、慶應大学などの有名大学よりも高くなっています。

日本の一流大学の卒業生よりも、海外の大学を卒業した日本人の方が平均給与が上なのです。しかも、日本の大学は40歳前後での年収ですが、海外の大学のデータは33.5歳時点のものなので、40歳時点での年収は、更に高いはずです。

また、海外大学は、あまり偏差値の高くない大学も含めて、全ての大学の平均です。海外の一流大学卒の平均値は、東京大学よりも遥かに高いと想定されます。このデータは、海外大学卒の知り合いが多い私の感覚とも合っています。

表:大学別にみたサラリーマンの年収
出身大学 平均年齢 平均年収
東京大学 39.9歳 986.2万円
京都大学 42.2歳 992.4万円
海外の大学 33.5歳 816.3万円
東京外国語大学 44.5歳 779.0万円
一橋大学 37.2歳 770.0万円
大阪大学 40.4歳 760.3万円
関西大学 39.3歳 745万円
名古屋大学 37.5歳 740.5万円
東北大学 41.2歳 727.8万円
東京理科大学 40.9歳 724.5万円
慶應義塾大学 38.8歳 711.7万円
明治大学 38.9歳 711.1万円
早稲田大学 39.7歳 709.6万円

出典:朝日新聞AERA2009年1月26日号

卒業後の給与だけに着目すれば、日本の高校生は、日本の一流大学を目指すのではなく、世界の(英語圏の)一流大学に進学した方が割が良い結論になります。

今後、日本での英語の重要性は、ますます高まる

現在の日本が置かれている経済・社会状況をみると、海外経験のある人材は、今後ますます重宝される見込みです。

観光客の激増

日本政府観光局(JNTO)によれば、訪日外客数は2006年の733万人から2016年の2,404万人まで10年間で3倍強増えています。街中や観光地で外国人や、観光客に対応するための外国人スタッフの姿を目にすることが増えたのではないでしょうか?

出典:日本政府観光局(JNTO)

日本経済に占める貿易の比率が高くなる

次に、貿易での海外とのつながりも増えてくる可能性があります。経済に占める貿易の比率が高くなれば、海外とのコミュニケーションが重要になり、海外経験のある人材がより重宝されるはずです。

日本は島国で、貿易依存度が高い国と思われがちですが、実はそうではありませんでした。2015年の日本のGDPに対する貿易額の比率は28%で、世界189位です。貿易依存度が高いどころか、世界で最も低い国の一つです。

現状、日本の海外依存度は低いですが、今後日本の人口が減少して、内需が減少していくと、海外依存度は高まっていくと考えます。実際に、GDPに占める輸出の比率は1995年の8.3%から2015年には15.1%まで増加しています (財務省貿易統計, IMF統計から算出)。

英語圏の先進国の方が日本より給与が高い

日本の給与は20年間上がっておらず、先進国の中では低い部類になってしまいました。大学新卒の給与はアメリカの半分程度とのデータもあります。

日本に拘らなければ、海外で学び、海外で就職した方が、給与は高くなります。その場合、必要な言語は、日本語でなくて、英語です。

日本の給与はG7で6番目、20年間上がっていない

OECDによれば、2015年の日本の平均年収33,542ドル は、G7の中でイタリアに次いで低いです。

アメリカは58,714ドルと日本よりも75%も高いです。イギリス、カナダは、イギリス、カナダも日本よりは50%程度高く、ドイツ、フランスは20%以上高いです。

他に日本人が就職を考えそうな国だと、オーストラリアがアメリカと同水準、オランダがイギリスやカナダと同水準になっています。

20%以上伸びている国が多い中、日本は1%下がっています。

新卒の給与はアメリカの半分程度

大学新卒時の給与を比べてみると、日本の大卒初任給は20.3万円(2016年、厚生労働省)、年間にして約240万円です。それに対して、アメリカの大学新卒の年収54,803ドル、約600万です(NACE’s Winter 2017 Salary Survey, ボーナス、コミッション、残業代など含まず)。

アメリカの新卒時の給与は、日本の約2倍以上。日本の方が残業代、ボーナスなどが多いと仮定したとしても、アメリカは日本の2倍前後は高いと言えそうです。

ネイティブに近い英語力は役に立つのか?

日本人にとって、特に将来の子供世代にとって、英語が重要なことを説明してきました。しかし、英語ができれば役に立つことは、ほとんどの日本人の共通認識だと思います。

一方で、意見が分かれるのが、「英語は通じれば充分」なのか、「ネイティブレベルが望ましい」かです。

早期の英語教育に批判的な立場の人は、前者の意見です。

「英語に流暢さやネイティブ風の発音は必要ない」、「必要な英語は大人になってからでも身につく」、「英語ではなく、日本語で論理性や教養を磨くべし」といった趣旨の意見です。

ネイティブに近い英語力が望ましいかは、状況による

英語力に関わらず、あるスキルをどの程度まで磨く必要があるかは、その人の状況次第です。

英語を全く使わないような業界・職種の場合は、英語は教養程度に知っておけばいいでしょう。

英語を日常的に使う業務であっても、場合によっては、最低限の英語力で十分の状況もあると思います。例えば、日本の会社で、定型的なやりとりを海外としているケース。定型的な内容であれば、日本人のわかりにくい発音でも問題ないでしょうし、たいして流暢に伝える必要もありません。

しかし、以下のように、できるだけネイティブに近い英語力が望ましい状況もあります。

英語メインの環境では、ネイティブに近いほど有利

英語ネイティブが有利な環境で働きたいかは、その人の考え方次第です。しかし、どんな状況でも、「通じればOK英語」で不利にならないと考えるのは、現実の状況とは異なります。

英語メインの環境、英語のアウトプットで評価される環境では、英語がネイティブレベルに近いほど有利です。

例えば、日本で外資で働く場合、英語の実力が社内での評価に直結します。ポジションが高くなるほど、本社の幹部とコミュニケーションをする機会が増えるからです。本社への報告の巧さは、本社の幹部からの評価や、日本でのプレゼンスの高さに大きく影響します。

日系の会社で、英語圏の英語ネイティブに営業する場合も同様です。お客様の立場に立てば、なまりが強く、話が遅い人(大部分の日本人)よりも、コミュニケーションがスムーズな営業とビジネスをしたいのではないでしょうか?

日本語でのコミュニケーションを振り返って頂ければ、当たり前だと思うのですが、言語能力は、仕事の遂行能力や、周りからの評価に大きな影響を与えます。

全く同じ内容の報告でも、一流のプレゼンテーターは、聴衆の心をつかみます。一流のライターが素人の文章をリライトすれば、読みやすい文章になります。

英語でも、内容に加えて伝える力が重要なのは同じです。

英語メインの仕事の方が、日本語メインの仕事よりも、国際的に働ける

海外で仕事をしたい場合でも、英語力が高ければ圧倒的に選択肢が広がります。

日本語メインで仕事できるのは、ほぼ日本に限定されます。あとは、日系企業の支社で働くくらいです。

海外就職についても「スキルが重要なので、英語は通じれば問題なし」のような主張をする人がいますが、甘いです。理想論と、現実は違います。

確かに、素晴らしいスキルを持っていれば、英語に問題があっても海外で働けます。しかし、それは、スキルが非常に高い人です。大多数の「普通の人」が海外で働くには、言語力は決定的に重要です。

英語メインで働ける英語力があれば、可能性は圧倒的に広くなります。

英語が母国語・公用語の国だけでも、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、シンガポール・・・と数多くあります。

英語圏でなくても、海外支社では英語を社内言語にしている会社は多くあります。日系企業でさえも、欧米の現地採用は英語のみで募集をしています。

完璧な日英バイリンガルを目指すのは可能なのか?

理想を言えば、日本語、英語、どちらも完璧なバイリンガルになることです。しかし、現実のところ、日本語と英語を高いレベルで両立させるのは難しいです。

高いレベルのバイリンガルといえば、帰国子女を思い浮かべる人が多いでしょう。帰国子女の知り合いが少ない人は、「日本語も英語もペラペラ」のイメージを持っている人が多いように思います。私も、海外に出ていくまでは、そのように思っていました。

しかし、完璧なバイリンガルになるのは、世間で信じられているよりも難易度が高いです。英語圏で育ったからといって、自動的に英語が完璧になるわけではありません。両親が日本人でも、日本語が微妙な帰国子女もいます。

英語、日本語、どちらとも社会人として十分なレベルになるには、両方の言語に触れられる環境に加えて、本人の相当な努力が必要です。

海外の現地校で育つと、日本語が弱くなりがち

日英バイリンガルで最も一般的なのは、日本人の両親に英語圏で育てられるパターンです。家庭では日本語で話し、現地校では英語を話します。

この場合、意外にも日本語が弱くなるケースが多いです。

現地の学校で英語で教育を受けると、学校で漢字や日本語の敬語は習いません。社会や理科の用語も日本語では習いません。日本語で難しい文章を書いたり、議論したりする機会もありません。友達との会話も英語です。

そのため、日本人並みの日本語を身につけるためには、学校以外で日本語を勉強する必要があります。教育熱心な家庭は、週末に日本人学校(日本語補習校)に通わせたり、家で日本語の課題を出したりします。

もしくは、日本語を優先したい家庭は、フルタイムで日本人学校に通わせます。その場合、アカデミックな英語に触れる機会は減ります。

例えば幼少期の5年間を米国で過ごした場合、子どもは半分米国人のようなものです。補習校に通っていないまま帰国させると、子どもは学校の授業はもちろん、環境の順応に苦労するかもしれません。日本式の教え方で授業を進めてくれる日本語補習校に通い続け、授業をしっかり受けていれば、帰国後も学校の勉強についていきやすいでしょう。

Lighthouse「日本に帰国予定のある子どもの学習準備・対策」

インターナショナルスクールに通うと、日本語が弱くなりがち

日本にいながら英語教育を受ける方法として、インターナショナルスクールが選択肢としてあります。

インターナショナルスクールの場合も、海外の現地校で育つのと同じように、日本語が弱くなりがちです。普通の日本人が学校で日本語を使っている間、インターナショナルスクールでは英語を使っているので、当然です。

たぶん東京インターナショナルスクールに普通の日本人家庭の子どもを入れたら、もう5年後には日本語どころじゃなくなりますよ。まず知的なシミュレーションはすべて英語でやることになりますから、その子は日本語脳ではなく英語脳になってしまいます。日本語脳の持ち主と英語脳の持ち主では、どこか空気が違いますからね。日本はとても独自の文化があるし、英語脳の持ち主は日本社会では生きづらくなってしまうんです。まず親が日本語脳の持ち主ですから、親子で話していてもしっくりこない、というような状況に陥ってしまいます。

海外生活サプリ「東京インターナショナルスクール代表 坪谷ニュウェル郁子さん」

両親が英語ネイティブでも、英語ネイティブになるとは限らない

逆のパターンで、日本に住んでいる英語ネイティブの家庭が、子供を普通の日本の学校に通わせるケースもあります。

家庭の外が日本語の環境で育つと、英語ネイティブの子供でさえも、英語が微妙になる子供もいます。

娘のようにハーフの子は、自然にバイリンガルになれると皆さん思われているようですが、そんなことは決してありません。ママがネイティブならそれで充分でしょ、と思われるかもしれませんが、それでは母語としてマスターするには残念ながら充分ではないのです。私の周りにも子どもに英語で話すたくさんのネイティブママやパパがいますが、ネイティブのように英語を話すようにならない子もたくさんいます。英語は理解できるけど返事は日本語になる子もいます。日本語のほうが彼らにとって楽だからです(これは海外に拠点を移した家族において典型的な傾向だと思います)。

Rare Job「ネイティブママも、子どもと英語に悩んでいる by カリン・シールズ」

完璧な日英バイリンガルは、非常に難易度が高い

以上のように、家庭の言語が日本語や英語だからといって、日本語や英語が完璧になるわけではありません。

家庭で話しているだけでは、高いレベルのバイリンガルには、ならないのです。週末に英語レッスンを受けるくらいでは、ネイティブに近い英語力は身につくはずがありません。

私の知っている高いレベルのバイリンガル達も、2つの言語をマスターするために多大な努力をしています。環境さえあれば、勝手に身につくわけではないのです。

完璧な日英バイリンガルになるのは、非常に難易度が高く、家庭や学校の環境に加えて、本人の適性や努力がないと難しいです。

よって、どちらかの言語に偏る前提で、英語の幼児教育は考えるべきだと思います。

日本語よりも英語を優先することは選択肢か?

インターナショナルスクールで学ぶなど、教育を英語で受けると、日本語が弱くなる(英語の方が強くなる)懸念があることを説明しました。

それでは、英語よりも日本語の方が弱くなることは、どのような懸念点があるのでしょうか?英語の早期教育に反対する立場の人からは、次の懸念点が挙げられることが多いです。

・日本の社会、会社に適応しづらくなる

・日本的な常識が身につきにくい

・日本語、英語、どちらとも中途半端になる

・思考力が弱くなる(母国語の日本語で思考する機会が少なくなるため)

しかし、そのような懸念点について、具体的なデータや、客観的な研究結果をもとにした議論は少ないようです(私は見たことがない)。

例えば、「母国語で学ばないから思考力が弱くなる」というロジックは、一見それらしく思えますが、本当でしょうか?

学術的なバイリンガルの研究では、バイリンガルの方が認知能力が高いという研究もあり(Wikipedia「Cognitive advantages of bilingualism」)、「英語で学ぶ日本人は思考力が弱い」という主張は、信頼性が高いといえません。

あるいは、「日本の社会、会社に適応しづらくなる」とは、具体的に、どのような会社に適応できないのでしょうか?

昔ながらの日本企業には、適応しにくいかもしれませんが、そもそも、そのような企業に適応して欲しいのでしょうか?子供に国際的に働いて欲しいなら、外国人や「帰国子女的な」日本人が排除される会社では、そもそも働いて欲しくないのではないでしょうか?

実際の英語優位のバイリンガルは?

実際の状況として、家族の都合で海外で育つなど、日本語よりも英語の方が得意な日本人は少なからずいます。彼らは、上記で指摘されているような問題点を抱えているのでしょうか?

あくまで私の知っている人々ですが、結果として英語の方が強くなった日本人の帰国子女も、不幸せであるようには見えないです。帰国子女で問題を抱えている人もいると思いますが、それは日本育ちの日本人も同じです。普通の日本人でも、社会に適合できない人は、いくらでもいます。

英語優位のバイリンガルの人々は、一般的な日本人に比べると、ちょっと雰囲気が違っていますが、平均的な日本人と比べて、所得が低かったり(むしろ高いと思われる)、家族や友人との関係が悪かったりするようには思えません(むしろ良い人が多い印象)。

あくまでも、私の周りの帰国子女の印象で、統計はありません。しかし、「日本人なら日本語優先が当たり前」という主張は、絶対的な真理ではないと思います。

何を優先するかは、子供と両親の考えかた次第

英語に限らず、教育全般についてですが、何をどこまで学ぶべきかは、それぞれの家庭の状況、考え方次第だと思います。また、子供が大きくなってきたら、子供の意欲次第だと思います。

もし、両親が、子供に世界の一流の大学を出て、日本に縛られず世界で活躍して欲しいと願うなら、日本語よりも英語の方が、現実的には役に立つ言語です。日本語は、ほとんど日本でしか役に立たないし、学問やビジネスの世界で、日本の世界への影響力は低くなり続けているからです。

もし、子供も英語で学ぶことに乗り気なのであれば、小学校からプリスクールに入れたり、子供の教育のために海外に移住することは、何ら非難されるべきではないと思います。

一方で、子供には、日本に根差して育って欲しい、高い日本語力を身につけて、日本的な感性や常識を身につけて欲しい、という考え方も当然あります。

日本語が最優先なら、日本語の学習の妨げになるような、過度な英語教育は控えた方がいいかもしれません。

幼少期から英語を学ばなくても、ビジネスレベルの英語を身につけることはできます。日本をベースに、国際的な働き方をするなら、ネイティブレベルに近い英語は必ずしも必要ではありません。

まとめ

・ネイティブレベルを目指すなら、早期の英語教育は必須。

・英語ができると、日本で働くにしても、収入面で有利。

・世界の一流の大学を目指すなら英語。

・海外で働きたいなら、英語。

・英語のアウトプットで評価される環境で働くなら、英語はネイティブに近い方が有利。

・日本語と英語のネイティブレベルでの両立は、難易度が高い。

・日本人の両親の子供でも、英語で教育を受けると、日本語が弱くなる可能性がある。

・英語の方が強い日本人は、日本の社会、会社に適応しづらくなると、主張する人もいる。

・英語の早期教育の是非は、両親の考え方や、子供の意欲による。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Google関連記事