インターナショナルスクールの学費・費用

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日本でも国際化が進む昨今、英語の重要性はますます高まっています。

子供には、英語を使えるようになって欲しい、将来英語で苦労してほしくない、そんな親世代も多いかと思います。

しかし、普通の日本の学校に通って、高いレベルの英語力を身につけるのは、容易ではありません。学校の授業や、ちょっとした英語レッスンだけでは、英語を実践的に使う機会が、絶対的に足りないからです。

そこで、英語教育に熱心な方の中には、英語の環境で勉強ができるインターナショナルスクールを検討されている人もいます。

インターナショナルスクールを検討する上で、大きな懸念点の一つが費用です。当然のことながら、公立の学校に通うよりは、高くなります。本記事では、インターナショナルスクールの費用を解説します。

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年間費用は200万円~

下の表に、学費を公開しているインターナショナルスクールの費用をまとめました。学費の他に施設維持費など、他の年間費用も含めています。

幼稚園(Kindergartenなど小学校入学前)から高校まで、200万円強が多いです。安めの学校でも150万円程度、高めの学校だと300万円弱です。

幼稚園、小、中、高と進学するにつれ、若干ずつ学費が上がる学校が多く、平均すると幼稚園と高校では、年間30万円くらいの差はあります。

単位:万円 幼稚園 小学校 中学校 高校
つくばインターナショナルスクール 130 130 154
東京ウエストインターナショナルスクール 152 152 152
クリスチャンアカデミーインジャパン 154 174 193 207
ホライゾン・ジャパン・インターナショナルスクール 150 180 195 195
カナディアンインターナショナルスクール 185 200 235 250
K・インターナショナルスクール 200 200 205 205
清泉インターナショナル学園 213 225 227 227
セント・メリーズ・インターナショナル・スクール 228 228 228 228
東京インターナショナルスクール 233 246 252
西町インターナショナルスクール 247 247 247
サンモール・インターナショナルスクール 230 268 272 274
横浜インターナショナルスクール 259 269 269 269

当サイト調べ、2018年8月時点で各学校のサイトに掲載されている費用。学費の他、施設維持費など年間でかかる費用を含む。入学金など単年度の費用は含まない

幼稚園から高校までのトータル費用は3,000万円以上

幼稚園(Kindergarten)で2年間、小学校から高校まで12年間、計14年インターナショナルスクールに通うとすると、授業料など年間の基本的な費用は少なく見積もって、

200万円 x 14 = 2,800万円

更に、入学費、入試、その他の雑費が必要なので、

3,000~3,500万円

程度が必要になるかと思います。

都心でなければ家が買えますね。

中学や高校で留学なら更に費用がかかる

インターナショナルスクールの小学校から、海外の中高に進学する生徒も多いです。一人暮らしの費用もかかるので、年間300万円程度は見ておくべきです。

有名ボーディングスクールに進学したいなら、更に高額です。寮費も入れると年間600万円程度はかかります。

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大学留学で更に費用がかかる

インターナショナルスクールで学ぶ生徒の大部分は、海外大学に進学します。

費用はピンキリですが、高い方の例だと、年間800万円程度かかります(ハーバード大学の例)。

そこまで高くなくても、海外ですので、一人暮らしになります。日本の大学で実家から通うよりは、確実に費用はかかります。

普通の学校との比較

日本の公立学校は、非常に安く、高校でも年間30万円弱です。インターナショナルスクールとは、年間200万円近くの差があります。

私立でも、小学校から高校まで年間100万円弱です。インターナショナルスクールとは年間100万円強の差があります。

単位:万円 公立 私立
幼稚園 12 32
小学校 6 87
中学校 14 100
高校 28 76

年間の学校教育費(授業料、教材など)。給食費、学校外活動費は含まない

出典:文部科学省「平成28年度子供の学習費調査」

平均的なインターナショナルスクールは、高額な私立よりも高い

一般の私立でも、高い学校、安い学校があります。次の表は、DIAMOND ONLINE調べの私立小学校学費ランキングです。

これを見ると、最も高い学校でも2年目以降は152万円、ほとんどは100万円前後であることが分かります。

一般的なインターナショナルスクールは、高額な私立小学校の倍も費用がかかるのです。

出典:DIAMOND ONLINE「私立小学校・学費ランキング全30位!6年で600万円超えはザラ」

インターナショナルスクールの投資対効果

インターナショナルスクールに通わせるには、年間200万円以上かかり、私立学校に比べても倍程度の費用がかかることが分かりました。

公立で高校まで通わせるのに比べると、2,000~3,000万円程度の追加の出費になります。

それでは、それだけの費用を投資する価値はあるのでしょうか?

海外大学卒の日本人の平均年収は、日本の一流大学卒よりも高い

少し古い統計ですが、2009年のAERAの特集によれば、海外大学卒の平均年収は816万円と、東京大学、京都大学よりは若干低いものの、一橋大学、大阪大学、慶應大学などの有名大学よりも高くなっています。

日本の一流大学の卒業生よりも、海外の平均的な大学を卒業した日本人の方が平均給与が上なのです。海外大学は、あまり偏差値の高くない大学も含めて、全ての大学の平均です。海外の一流大学卒の平均値は、東京大学よりも遥かに高いと想定されます(ハーバード大学の例)。

インターナショナルスクール卒業生の大部分は、海外大学に進学します。インターナショナルスクール卒の平均給与は、海外大学卒と同等と仮定して問題ないと思います。

表:大学別にみたサラリーマンの年収
出身大学 平均年齢 平均年収
東京大学 39.9歳 986.2万円
京都大学 42.2歳 992.4万円
海外の大学 33.5歳 816.3万円
東京外国語大学 44.5歳 779.0万円
一橋大学 37.2歳 770.0万円
大阪大学 40.4歳 760.3万円
関西大学 39.3歳 745万円
名古屋大学 37.5歳 740.5万円
東北大学 41.2歳 727.8万円
東京理科大学 40.9歳 724.5万円
慶應義塾大学 38.8歳 711.7万円
明治大学 38.9歳 711.1万円
早稲田大学 39.7歳 709.6万円

出典:朝日新聞AERA2009年1月26日号

インターナショナルスクールの費用は、子供の生涯所得を考えると、簡単に元が取れる

2016年の会社員の平均給与は、422万円です(民間給与実態統計調査)。

海外大学卒(インターナショナルスクールと同等)の給与とは、年間で400万円近くの差があります。

インターナショナルスクールに3,000万円かかったとしても、8年分の給与で回収できる給与差です。

東大や京大に進学した場合であれば、インターナショナルスクールから平均的な海外大学に進学するよりも、平均給与は高くなります。

しかし、東大に入るような優秀な生徒は、インターナショナルスクール通っていれば、間違いなく海外の一流大学に入学できるはずです。海外の一流大学卒なら、東大よりも数百万円単位で、平均年収は高いと思われます。

まとめ

・幼稚園(Kindergarten)から高校まで、平均的な年間費用は、200万円強

・幼稚園から高校までのトータル費用は3,000万円以上

・日本の私立の学校と比べても、年間100万円強高い

・子供の生涯所得を考えると、高い教育費用の投資は元が取れる


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