シンガポール就職体験談~新卒&転職ブログ・インタビューまとめ

シンガポール就職の経験者が書いているブログ、経験者へのインタビュー記事をまとめます。

海外就職、シンガポール就職をする人は、マイノリティです。日本の新卒就活のように、確立されたノウハウがあるわけではありません。自分の経歴に近い経験者を参考に、自分に合ったシンガポール就職の道を切り開きましょう。

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シンガポール新卒就職

新卒からインターンを経て、シンガポール就職

maikoの新卒インターン日記

日本の大学を卒業。在学中に1年間カナダに留学。卒業前からシンガポールでインターンをするための就職活動。卒業してすぐにインターン開始。インターン半年くらいで、正社員としての就職決定。

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偏差値40-50ほどの私立文系で、英語も完ぺきではないとのことで、失礼ながらスペックは高くない方です。時期も2016年なので、直近です。普通の大学生でも、新卒シンガポール就職が可能なことを教えてくれる事例です。ただ、スペックは普通の大学生ですが、文章が丁寧で分かりやすく、学歴以外は非常に優秀な印象ではあります。シンガポールの仕事でも、きっと成功されることと思います。

シンガポールに新卒で就職するのは難しいとしている人材紹介会社が多いです。記事でも「新卒の求職者の場合は、シンガポールに在住していないと人材紹介会社はまず相手にしてくれません。」と書かれてあります。

なぜなら、新卒に仕事を紹介するのは難しいからです。人材紹介会社は、就職に成功してもらって、初めて紹介料が入ります。難しいそうな経歴の人は相手にしたがらないのは当然です。しかし、「難しい」と、「不可能」は違います。人材紹介会社に相手にされなくても、自分で活動すれば可能性はあります。

新卒の海外就職の是非についての議論は、こちらの記事もご参照ください。

新卒は海外就職するなという意見に反論してみる
新卒の就活生が海外就職を周りに相談すると、反対されることが多いです。海外就職の専門家も、新卒海外就職は賛成しない人が多いです。3年間は日本にいるべき。社会人マナーを身に着けられないなど。それらの意見は、大した根拠がないことを説明します

新卒で米系リサーチ会社に就職

アセナビ:【新卒海外】「前例がないという理由でやらないなら、海外で前例がないことにぶち当たった時対処できない。」シンガポールの米系リサーチ会社に就職 その後米系大手IT企業に転職。村石 詠莉紗さん

立教大学社会学部、2014年卒。大学2年生の後期から1年、アメリカとカナダに留学。帰国後、日本での就職活動を始めるものの、日本での就職は「自分の求めているグローバルな環境じゃない」と感じ、海外就職を決意する。

在学中から経験を積むため、まずはメディア系の日本のスタートアップでセールス・マーケティングアシスタントを5か月間経験。その後、大学4年の夏休みを利用し、マレーシアの人材紹介会社でインターンとして働く。夏休みが終わり日本に帰国してからも、遠隔でマレーシアの会社をサポート。同時に日本でもITスタートアップでインターンとして働く。

就職活動は、大学4年の夏休みから人材紹介会社に連絡を取り始め、卒業直前の3月にシンガポールに渡航し、現地で面接を行う。シンガポールでの滞在1週間で、本命の米系リサーチ会社の内定を獲得。

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非常に戦略的な思考かつ行動力のある方です。新卒海外就職に必要な職務経験をつけるために、大学3年の時から実践的なインターンシップを経験しています。

学歴、インターン経験、英語力など海外就職向けのスペックは高めの方ですが、それでも特殊な能力、経歴を持っているわけではなさそうです。学歴高めの学生なら、十分に真似ができるケースだと思います。英語力もインターンシップ経験も、早めに動けば誰でも身につけることはできます。大学で間に合わなければ、大学院留学+インターンシップをすればいいだけです。

この事例を見ても、シンガポールの新卒就職が難しいとする「海外就職専門家」の人たちの意見は、かなり怪しいことが分かります。難しいというなら、日本で人気企業に入るのも、海外有名大学院に進学するのも難しいですよ。難しいから、諦めた方がいいんでしょうか?

インターンシップについては、こちらの記事もご参照ください

海外就職のためのインターンシップ戦略
新卒海外就職の王道パターンは、在学中の海外インターンシップの経験です。これから海外就職を考えている人向けに、なぜインターンをするのか、いつ、どこで、どのようなインターンをすべきかについて解説します。

シンガポールの食品商社に新卒で入社

新卒でシンガポールの現地企業に就職!SSHP修了生のその後:インターンシップブログ

津田塾大学を2017年に卒業。大学2年の終わりにシンガポールでのインターンシッププログラム「Singapore Startup Hack Program」に参加、シンガポールでの就職を決意する。シンガポールでは政府系の経験が重視されると考え、在学中に経産省でのアルバイトを経験。新卒で、シンガポールの食品商社で営業として就職。

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就職活動は苦労したそうです。人材紹介会社に登録したものの、「新卒は採らない」という理由で断られることが多かったそうです。

人材紹介会社は、よっぽど条件の良い人でない限り、新卒には積極的に対応しません。人材紹介会社にとっては、経験者の方が簡単に仕事を斡旋できるからです。人材紹介会社もビジネスですので、効率の良い顧客を優先するのは当然です。

最終的には、就職活動で知り合った企業の人からの個人的な紹介で、就職を決めています。海外就職で成功するのは、この方のように、諦めずに様々な方法を試せる人だと思います。多くの人は、何社か人材紹介会社にあたってダメだったら、諦めるのではないでしょうか?海外就職、特に新卒は、事例が少ないので、就職のノウハウがありません。自分の道は、自分で切り開くことが大切です。

半年間のフィリピン語学留学を経て、シンガポールでドイツ系アウトソーシング企業に新卒就職

サウスピーク:就活失敗、TOEIC250点からシンガポール外資系企業で最年日本人として働くまで

自称「ごく一般的な文系大学生」。自分が何をやりたいのか分からない状態で、大学3年から始めた就職活動でつまずく。「あ、この状態で就活していても上手く行くはずがない。それならもういっその事就職活動辞めてしまおう。」と思い、一番に思い浮かんだ英語を学ぶことにする。

フィリピンの英語学校「サウスピーク」で半年間学び、TOEICのスコアを入学前の250点から705点まで伸ばす。留学後、日本でも就職活動をするが、サウスピークから紹介されたドイツ系アウトソーシング企業のシンガポール支社に新卒で入社することに。

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待遇について、「私がこれまで見ていた日本の新卒の求人条件よりもはるかに良く、近年アジアの中心地と名高いシンガポールという地に魅力を感じました。」ということだったそうです。日本の新卒初任給は、先進国としては低い部類です。待遇面で見ても、シンガポールでの新卒就職は魅力的だと思います。

また、新卒から入社1年で海外赴任を経験し、1年半で昇進して、チームのマネジメントを任されたそうです。日本は高齢化が進んでおり、会社員の平均年齢も高いので、なかなか若手が活躍できません。人口構成の若いシンガポールや東南アジアの方が、やる気のある若手ビジネスパーソンにとっては良い環境かもしれません。

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3ヶ月でTOEIC300点上げる フィリピン語学留学~柴田浩幸@HAL_J (著)

サウスピークの学習カリキュラム総責任者 柴田浩幸さんの書籍。

欧米への留学に比べて低コスト、短期間、しかもマンツーマンで集中的に英語を学べるフィリピン留学は、最近人気が上昇していますが、残念ながらフィリピン留学を成功させて、目に見える成果をあげられている人ばかりではありません。

本書では、フィリピン・セブ島の語学学校サウスピークで1000人以上の日本人留学生の学習アドバイザーをしてきた著者が、フィリピン留学の成功例だけでなく、無残な失敗例や、数多く存在するダメな語学学校の赤裸々な現状、そうした学校を見極める方法を紹介しています。

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シンガポール転職

日本でのブラック労働を脱出し、中国で英語&中国語を習得、シンガポールで転職

トライリンガルで日本脱出

新卒で就職した会社がブラック企業で、ひどい目に会い、日本を脱出するために中国に留学。中国語を学校で学ぶと同時に、英語も欧米人同級生との交流から習得。卒業後シンガポールに転職。

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中国経由のシンガポールというのは、面白い選択肢ですね。就職しているのが2014年以前のようなので、現状だと筆者の言うように「内定がザクザク湧いて出てくる国、シンガポール」とはいかないかもしれないですが。シンガポールには、就職希望の外国人が押し寄せているので、ビザの条件が年々厳しくなっています。ビザが厳しくなると、内定辞退が出にくくなります。

ブラック企業に勤めている人にとって、海外での転職は有望な選択肢だと思います。日本もブラック企業ばかりではないですが、ブラック企業は、業界や職種で固まっています。転職は、現職と近い業界・職種になりがちなので、転職先もブラック企業になる可能性が高くなります。また、海外の多くの国では、日本のブラック企業のように、給与が低いのに激務ということは少ないと思います。普通の感覚だと、そんな仕事は誰もやらないです。

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ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)~今野晴貴 (著)

就活生の最大の恐怖「ブラック企業」。大量採用した正社員をきわめて劣悪な条件で働かせ、うつ病から離職へ追いこみ、平然と「使い捨て」にする企業がそれ。誰もが知る大手衣料量販店や大手家電メーカーの新入社員集団離職など豊富な実例を元に、「ブラック企業の見分け方」「入ってしまった後の対処法」を指南。社会の側の解決策まで視野に入れた、決定的な1冊。

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26歳、就職期間4か月で日系に転職

シンガポールで就職・現地採用

大学の時に留学をしたかったが、実現しないまま、日本で就職。東京の小さな個人経営の会社で働く。国際交流事業に参加したことをきっかけに一念発起、仕事を辞めて、海外就職を決意する。JACリクルートメントなど日本の人材紹介会社に登録し、転職活動を始めてから、4か月でシンガポールの会社への転職が決定。

フィリピン語学留学経由のシンガポール就職

シンガポール在住現地採用女子のブログ!

大学卒業後、証券会社で個人営業を数年間担当する。激務・ノルマに耐え切れず、会社を辞める。退職後、フィリピンで語学留学を経験、TOEICを300点から800点まで伸ばす。留学中にアジア現地就職の選択肢があることを知り、人材紹介会社に登録、シンガポール就職を決める。

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最近の海外転職の流行は、フィリピンで就職に必要な必要最低限の英語を身につけてから、タイやマレーシアなど東南アジアの途上国で就職することです。シンガポール以外の東南アジアであれば、高い英語力は求められないので。フィリピン経由でシンガポールに就職するケースは珍しいですね。

29歳Webマーケター、シンガポールで転職

シンガポールでマーケターとして転職するまで。

大学卒業後、転職サイトを運営する企業でWebマーケターとして4年弱勤務担当。留学経験はなし。英語を話した経験はゼロ。シンガポールの就職を目指し、グッドジョブクリエーションズなど日本の人材紹介会社に登録。前職と同じ職種でシンガポールの日系総合広告代理店に転職。

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日本で数年間経験を積んでから同じ職種で転職するのは、人材紹介会社も仕事を紹介しやすいケースです。

シンガポールでMBAを取得、現地で転職

卒業後はシンガポールで活躍中!NTU MBA卒業生インタビュー

大学卒業後、日系大手飲料メーカーに勤務。シンガポールの南洋理工大学(NTU)に留学し、MBAを取得。卒業後、日系オイルガス会社でASEAN域内でのブランディングを担当。

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MBAに限らず、シンガポールの大学は国際的な評価が高いです。シンガポールでの就職を考えているなら、アメリカやイギリスではなく、シンガポールの大学への留学も有力な選択肢だと思います。

以下の表は、「U.S. News Best Global Universities 2018」による世界の大学ランキングです。アジアのトップは、世界43位のシンガポール大学、55位に同じくシンガポールの南洋理工大学。日本のトップは、東京大学の57位です。

シンガポールでの駐在から、現地採用に移行

Good Job Magazine:「現地採用は自分のキャリアを主観的に描けるのがメリット」元シンガポール駐在員Sさん

日本で日系メーカーに4年間勤務した後、同社の駐在としてシンガポールで5年間働く。いったん辞令で帰国するが、東南アジアに戻るため退社。マレーシアで転職し、シンガポール企業、米系企業で6年間働く。その後、日系人材会社からのオファーがあり、シンガポールの日系人材会で現地採用として働く。

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一般的には、日系の駐在は現地採用より条件が良いです。しかし、駐在のデメリットは、会社の辞令で日本に帰国する必要があることです。この方のように、帰任のタイミングで現地に残るために現地採用として転職するケースは少なくないです。

現地採用のメリットは、「自分のキャリアをどうしたいのかを主観的に描くことができる点」、「現地採用としてのほうが自分の市場価値が給与にダイレクトに反映される点」などがあるそうです。

現地採用と駐在の比較については、こちらの記事もご参照ください。

海外就活で海外駐在 / 赴任か現地採用どちらを目指すべきか?
海外での就業の可能性は、駐在か現地採用です。駐在の利点として、待遇の良さがあります。現地採用では、現地の人と同様の給与体系になります。逆にメリットは、自由な選択ができることです。自分が行きたいタイミングで、海外就職を始めることができますし、国も自由に選べます。

シンガポール駐在

2014年新卒入社、老舗和菓子店のシンガポール現地法人代表

ABROADERS:シンガポールで働く日本人女性インタビュー~日本文化・和菓子を海外で広める~

父の仕事の関係で小学生の頃にマレーシアで生活。中学校から日本に戻り、大学ではフランスに留学、ヨーロッパ最大規模の東洋文化研究所で学ぶ。2014年に日本で新卒就職。2015年3月からシンガポールに駐在し、新卒から1年弱で老舗和菓子店のシンガポール法人のManaging Director(現地法人代表)に就任。売上管理、商品の在庫管理、営業先回りなど、店舗運営に関わる全般に携わる。

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日本での就職活動ですが、「海外×日本文化」というキーワードで取り組んで、面接でも「海外で働きたい」と伝えていたそうです。新卒から海外で働きたいと思う人は、海外赴任を前提に採用してくれる会社を探すのも、一つの方法ですね。海外赴任希望の社員は年々減少しているので、意欲と適性を持った人であれば、チャンスはあると思います。

海外赴任については、こちらの記事もご参照ください。

海外赴任 / 駐在が多い企業・業界、赴任しやすい職種
海外赴任を目指すなら、海外赴任が多い企業や業界で就職することが近道です。本記事では、海外赴任に興味がある学生、社会人向けに、海外赴任が多い企業、業界、職種について解説します。

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海外就職、インターンシップを経験した日本人が書いているブログ、経験者へのインタビュー記事を国別でまとめています。 海外就職をする人は、...

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