オーストラリア就職体験談~新卒&転職ブログ・インタビューまとめ

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オーストラリア就職の経験者が書いているブログ、経験者へのインタビュー記事をまとめます。

海外就職、オーストラリア就職をする人は、マイノリティです。日本の新卒就活のように、確立されたノウハウがあるわけではありません。自分の経歴に近い経験者を参考に、自分に合ったオーストラリア就職の道を切り開きましょう。

多くの体験談で、ビザについての話があります。オーストラリアは、年々就労ビザの取得が厳しくなっているからです。オーストラリアのビザについては、こちらの記事もご参照ください。

オーストラリア就労ビザまとめ~種類、取得条件、期間、申請方法(2017年更新)

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オーストラリア新卒就職

オーストラリアの大学で会計学を学び、新卒で会計士として就職

留学準備マニュアル:【現地就職への道!】オーストラリアで会計士という道、会計士の仕事の魅力とは?山田宇人さんに聞きました

オーストラリアに留学。語学学校、シドニー大学のファウンデーションコース(大学進学準備コース)を経て、シドニー大学教養学部(Bachelor of Arts)へ進学。その後、会計学に専攻を変えて、卒業。

海外就職の観点で非常に素晴らしいのが、教養学部だと「永住権へ繋がらない」と判断して、会計学に専攻を変更した点です。

学生は「興味のある専攻」を選びがちです。しかし、学生が興味を持ちやすい専攻と、世の中で需要がある専攻は、必ずしも一致しません。企業からの需要が高い専攻を卒業すれば、内定も得やすいですし、ビザの申請も通りやすいです。

外国人は、ビザもない、英語も完ぺきでない不利な立場で就活します。現地での就職を目指すには、自分の興味で専攻を選ぶのではなく、現地の企業で需要があるかで選ぶべきです。

需要がある専攻は、理系全般、特にソフトウェアなどIT系。文系なら、会計など専門職に直結するハードスキルの専攻です。人文、心理、社会学関連などは、教養を身につける役には立っても、就職では不利です。語学系も、あくまでも現地で仕事をするための基本スキルであって、専門職にはつながりにくいです。海外就職での職種や専攻の重要さについては、こちらの記事もご参考ください。

海外就職したいなら、英語よりもプログラミングを学ぶべし~海外就職に有利な職種を考える

また、1年の時から専攻の会計に関係するアルバイト(インターン)をしていることも、新卒でスムーズに就職を決めているポイントです。オーストラリアや海外の多くの国では、新卒でも、既卒と同じ求人に応募します。既卒と同じ枠を争うので、インターンで関連する職務経験を積んでおくことが、非常に重要です。

・新卒、既卒:新卒

・職種:会計士

・留学:オーストラリアの大学で会計学

・インターン:大学1年時から会計関連のアルバイト

・就活方法:在学中にインターンをしていた会社から誘われた

オーストラリアでデザインを学び、新卒でデザイナーとして現地就職

留学準備マニュアル:【現地就職への道】大手広告代理店で働く!けんたろうさんに聞くグラフィックデザイナーへの道

こちらも、上の記事と同じで、オーストラリアの大学を卒業した後に、スムーズに就職を決めている例です。共通点として、専門職の専攻なこと、在学中から専攻に関連するインターンをしている点があります。

・新卒、既卒:新卒

・職種:イラストレーター/グラフィックデザイナー

・留学:シドニー工科大学デザイン学部卒

・インターン:在学中に日本のウェットスーツの広告の仕事など

・就活方法:求人情報サイトのSeek.comや、ビジネスSNSのLinkedInを利用

日本の大学を卒業後、オーストラリアでのワーキングホリデーを経て、語学学校のマーケターとして就職

留学準備マニュアル:【現地就職への道】語学学校スタッフのなつみさんに聞くマーケターとしての就職方法

こちらの記事も新卒での就職ですが、最終的に正社員として採用されるまで、山あり谷ありです。できるだけ簡潔にまとめると

1)日本の大学在学中にオーストラリアの大学に留学。無給のインターンを経験

2)卒業後は、ワーキングホリデーで語学学校での無給、有給のインターン

3)学生ビザに切り替えて、勉強をしながら、引き続き同じ語学学校でインターン

4)就労ビザの申請のために、マネジメントのDiplomaを取得(日本の大学の専攻では不可だった)

5)語学学校のスポンサーで就労ビザを申請するが、却下される

6)別の職種(マーケティング)でビザを申請するため、再度必要なDiplomaを取得

7)無事ビザが下りて、語学学校でマーケターとして就職

日本で既に大学を出ているのに、ビザの申請要件を満たさない学位だったので、わざわざ関連する学位のDiplomaを取り直しています。

日本の学位は「国際文化学部」でした。国際系や語学の学部は、海外志向の学生に人気です。しかし、皮肉なことに、そのような国際的な名前の専攻は、海外就職には不利です。

最初の記事へのコメントでも書きましたが、海外就職では、現地で需要がある職種に直結した専攻を学んでいることが非常に重要です。特に、オーストラリアは、ビザが厳しく、内定を出してくれる会社があっても、ビザで引っかかる可能性があります。

・新卒、既卒:新卒

・職種:語学学校でRegional Sales & Marketing Manager

・留学:大学4年時に留学。大学卒業後のワーキングホリデーを経て、ビザ申請に必要なDiplomaを取るために再度オーストラリアで大学に

・インターン:大学4年時に、友達の紹介で1ヶ月半ほど日本のエージェントで無給インターン。大学卒業後に、ワーキングホリデービザに切り替えて、インターン継続。途中から有給のインターン

・就活方法:インターンの会社で就職

オーストラリアで専門学校を卒業、在学中から働いていたカフェにバリスタ兼マネージャーとして就職

留学準備マニュアル:【現地就職への道】ローカルカフェで永住権チャレンジ!彩奈さんに聞くオーストラリアでバリスタとして働く方法!

オーストラリアのTAFE(専門学校)に在学中からカフェで働き始め、そのままバリスタ兼マネージャーとして就職した方のインタビューです。

ワーキングホリデーや在学中のアルバイトで、飲食店でバイトする人も多いかと思いますので、参考になるかと思います。

・新卒、既卒:新卒

・職種:バリスタ兼マネージャー

・留学:高校卒業後、オーストラリアへ。1年間の語学学校の後、2年間TAFE(専門学校)で社会福祉を学ぶ

・インターン:在学中から現在も働いているカフェで働き始める

・ワーキングホリデー:在学中から働いていたカフェで働くため、ワーキングホリデーを申請

・就活方法:在学中から働いていたカフェから誘われ就職

オーストラリア転職

看護士経験者、オーストラリアでのワーキングホリデー、現地での資格取得を経て、看護士として就職

留学準備マニュアル:【現地就職への道】看護師として永住権を取得!絵梨さんにオーストラリアで正看護師として働く方法を聞きました

日本で7年間看護士を経験した後、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在。ワーキングホリデーでは、看護士とは関係ない仕事をしていたそうです。

ワーキングホリデー後は、オーストラリアでの看護士の資格を取得。オーストラリアで看護士として活躍されています。

日本での経験を活かした海外就職ですね。

・新卒、既卒:既卒

・職種:Registered Nurse(RN、正看護士)

・前職:日本で看護士を7年間

・ワーキングホリデー:看護士とは関係ない仕事

・留学:オーストラリアでRegistered Nurse(RN、正看護師)を取得。

・インターン:学校の紹介で近くのナーシングホーム(介護施設)に配属

・就活方法:大学卒業後にインターンの介護施設で採用

30代プログラマー、ゼロからのオーストラリア移住を実現

オーストラリア永住をゼロから始める私の人生記

オーストラリアへの移住を決断した経緯から、申請条件のリサーチ、就職活動、就職後の状況について、非常に詳細に書かれています。しかも直近で就活しているので、現在の状況を知るのに、非常に参考になります。

就職が決まるまでは時間もかかり、苦労されています。しかし、最終的な移住という目標から逆算して、一つ一つ必要なステップを達成しています。

ビザなど就職に必要な情報は、自分で調べたそうです。「エージェントに聞くというもの考えたのですが、エージェントが正しいことを言っているのかが全く判断できない状態で言われたことに対して信じるしかないのはあまりにも運頼み感があったの」とのこと。

この方のように、エージェントに頼らずに、できる限り自分で調べることは大事です。エージェントのビジネスは、あくまでも転職を斡旋して、紹介料を稼ぐことです。何でも親身になって相談してもらうことは、期待してはいけません。

・2016年就職

・新卒、既卒:既卒

・就職時の年齢:30代前半

・職種:プログラマー

・前職:プログラミングを使う仕事

・留学:前職を辞めてから、オーストラリアで語学留学

イギリスの大学を卒業、上海での仕事を経て、オーストラリアで建築士として活躍

留学準備マニュアル:【現地就職への道】成功の秘訣は〇〇体!オーストラリアの大手建築事務所で働く花井隆典さんに聞く「たか流」海外就職の方法とは!?

イギリスの大学の建築学科を卒業、北京や上海での仕事を経て、オーストラリアで建築士をされています。

このように難易度の高い専門職であれば、国を跨いで仕事をすることも、比較的容易です。先ほどから何度も言っていますが、海外就職を考えている人は、語学を学ぶだけでなく、海外で需要がある専門職を目指すべきです。特にオーストラリアのような先進国はビザが厳しいのでなおさらです。

また、就職の経緯もユニークで、LinkedInでオーストラリアのエージェントに勧誘されて、オーストラリアで転職しています。LinkedInというのは、「ビジネスのSNS」で、自分の簡単な経歴を登録して、知り合いやエージェントなどとつながるサービスです。

日本では使っている人が少ないですが、英語圏では多くの人が使っています。英語圏での就職、転職を考えたら、取り合えず登録することをお薦めします。LinkedInについて、こちらの記事もご参照。

就職サイトに登録

・新卒、既卒:既卒

・職種:建築士

・前職:日系の会社で上海で建築士

・留学:イギリスの大学の建築学部

・就活方法:LinkedInでつながったオーストラリアのエージェントから勧誘

日本での看護師、助産師を経験、オーストラリアでチャイルドケアを学んで、現地で就職

みんなのオーストラリア留学応援サイト:チャイルドケアコースと永住権を目指す

日本では看護師、助産師をしていて、何か新しいことをやりたいと思っていたところ、勤務先の病院で「英語+看護留学」というパンフレットを見つけたそうです。

オーストラリアの語学学校に通った後に、チャイルドケアの専門学校で学び、そのまま現地でチャイルドケアの仕事で就職されています。

・新卒、既卒:既卒

・職種:タスマニアでチャイルドケア

・前職:看護師、助産師

・留学:語学留学の後、MEGTという学校でチャイルドケアを学ぶ

・インターン:学校の課程の実習

・就活方法:チャイルドケアの仕事を見つけて、直接応募

ITエンジニア、よりよい生活と仕事環境を求めて、日本の会社を辞めてオーストラリアに移住

とことん味わうオーストラリア

技術独立ビザで永住権を取得してオーストラリアに移住したITエンジニアのブログです。2010年にオーストラリアで転職。2014年にも転職されています。

仕事は、日本や日本語とは関係のない仕事とのことです。専門職で技術力があれば、日本関連の仕事に拘らなくてもオーストラリア就職できる例です。

就職活動の様子が詳しく書かれており、特にIT系の人には参考になる記事です。

・2010年就職

・新卒、既卒:既卒

・職種:ITエンジニア

・前職:ITエンジニア

・就活方法:エージェントに登録

ソフトウェアエンジニア、オーストラリアでコンピュータサイエンスの修士を取得して、現地で就職

井を出た蛙の生中継:オーストラリア就職活動記~「100社応募して採用1社」の結果得たモノ

こちらも上の記事と同じで、日本で経験を積んだITエンジニアの転職です。

この方は、仕事を辞めてからオーストラリアでの修士を経て、現地で就職しています。日本から直接転職することも不可能ではあれませんが、現地で学位を取ると、より就職はしやすくなります。

・2004年ごろ就職

・就職時年齢:20代半ばから後半?

・新卒、既卒:既卒

・職種:ソフトウェアエンジニア

・留学:オーストラリアでコンピュータサイエンスの修士

・インターン:ソフトを日本語化する仕事。大学の募集サイトに掲載されていた求人

・就活方法:在学中にインターンをしていた会社

新卒3年目の営業、オーストラリアの日系総合商社に転職

元商社マンによるシドニーでの戦い

九州工業大学大学院修了(土木工学専攻)。大学在学中にシドニーの大学で1年間の交換留学を経験。卒業後、川崎汽船株式会社で営業として働く。3年後にオーストラリアで転職活動、伊藤忠豪州会社で営業として採用される。

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転職活動時の時点でTOEIC 900点+と、英語力が高い方です。また、転職後の職種も、転職前と同じ商材を扱う営業(ウッドチップ関連)ということで、職務経験も高く評価されたのではと思います。

日系の会社には他にも数社応募して全て内定を獲得したとのことです。しかし、それでも日系以外の企業には1社も合格しなったとのことです。営業のような非技術職だと、日本語が活かせる日系の方がハードルは低そうです。


オーストラリアで就職するなら、オーストラリアの歴史も知っておこう。

物語オーストラリアの歴史 多文化ミドルパワーの実験 物語 オーストラリアの歴史 多文化ミドルパワーの実験 (中公新書) 竹田いさみ (著)


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